さくらと先生 17話 5巻ネタバレ注意

投稿日：2018年6月30日

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別冊フレンド　7月号　さくらと先生、17話　感想

※ネタバレ注意です※

藤春先生は「帰らなきゃ」と切り出しますが、サクラは帰りたくありません…。

駅で大型ショッピングモールのシャトルバス乗り場を見つけると、サクラは少し強引に藤春先生を誘って、バスに乗り込みました。

どうしても、もう少し一緒にいたかったのです。

人が多い場所なのに、思わず「先生」と言いそうになって慌てて口を押さえたサクラ。藤春先生の裾を掴みます。

藤春先生は少し神妙な面持ちで、そんなサクラをじっと見つめていました。

その後、買い物を楽しむ2人。店員さんに今日はカップルデーのサービスをやっていると教えてもらって、あっさり「あじゃあそれでー」と言う藤春先生にサクラはビックリ！

慎重なんだか大胆なんだか、分からない藤春先生を笑うサクラです。

クレーンゲームをした時は、サクラに似ている白い犬のぬいぐるみを取ろうとしていた藤春先生だけど、結局取れませんでした。

でも、それでいい、形に残らないほうがいい、とサクラは思います…。

サクラと藤春先生はそっと手を繋ぎました。

口には出さないけれど、まだ帰りたくないサクラ。藤春先生は帰る前に、展望台へと誘ってくれます。

2人の様子は普通のカップルそのもの。今日、店員さんにカップルだと思われたのですから。

楽しかった？と尋ねる藤春先生に、サクラは「はい、夢みたいだった」と言いました。

「夢だよ、幻、妄想、なんでもいいんだけど」「約束しよう、必要以上に話さない、待ち伏せたりしない、お互いに、2人きりにならない、今日はそれが言いたかった」

そして、すぐに「はい、わかってます」と返事をしてワガママを言った事を謝るサクラに、藤春先生は「いや、なにも叶えてあげられなくてごめんね」と伝えます。

（もう少しこのまま、ずっと時間が止まればいいのに）

そう思うサクラですが、ただの“先生と生徒の関係”でいなければいけない学校生活が始まりました。

サクラは 3年生に。高校最後の1年が始まります――――

最初ショッピングモールへ行く事に乗り気ではなかった藤春先生だったけど、サクラに対して「なにも叶えてあげられなくてごめんね」という気持ちがあったから、せめて今だけは…って気持ちで普通のカップルらしく楽しませてあげよう・楽しもうとしてくれたんだなぁ、と思いました。

この日の事は夢や幻のようなもの。切ないですね…。でもそんな切なさにキュンとします！

しかし、サクラと藤春先生が不自然なくらい話さなくなった事を気にしたルナが、サクラの為にと考えた作戦…？によって、悪い方向へと進んでしまいそう…？？

ルナは善かれと思って、何も告げずサクラを藤春先生の自宅に連れていったのだろうけど、何も知らない藤春先生は“約束を破った”と感じてしまうでしょうね…。

まさかこれで2人の関係にヒビが入ってしまったりするのか！？！　次回が気になりすぎます！！！