PとJK 53話 14巻ネタバレ注意

投稿日：2019年3月13日

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別冊フレンド 4月号　PとJK、CASE 53　感想

※ネタバレ注意です※

カコちゃんに元気がない事、すぐに気づいてくれた三門とジロちゃんさすがですね。

唯ちゃんは気づいてないみたいだからいつもどおり、呼吸を吐くように暴言を吐いているけど、逆にカコちゃんにとってはそのほうが助かるかもしれないな、と思いました。

同じボランティアをしている唯ちゃんに心配されたり気遣われたりすると、カコちゃんが無理に笑おうとする回数、増えてしまうので…。

それにしても、唯ちゃんにちょっかいを出すジロちゃんは、唯ちゃんの暴言を自ら望んで受けてるとしか思えません(笑)

やめるつもりで、挨拶だけするつもりで、行く事にしたボランティア。カコちゃんはちゃんと、功太くんの気持ちに寄り添おうとしていますね。

だけど、自分を元気に迎え入れてくれる子ども達の笑顔を見たら、やめるなんて言えなくなってしまったカコちゃんの気持ち、よく分かりました。

唯ちゃんと一緒に過ごせる事も、カコちゃんは単純に楽しいでしょうし…。

いつの間にか “やめるって言いに来た” ということ自体を忘れてせっせと働いてた、なんてカコちゃんらしいです＊^_^＊

それくらい、カコちゃんにはここでのボランティアが合っているのですよね。

ちい先生が、辞表を出した事やこの町から消えようとしている事に対して、違和感を覚えて納得できないところも、優しいカコちゃんらしいなぁと思いました。

でも、カコちゃんがちい先生を「更生した良い人」だと勝手に信じているのは、たしかにちょっと問題かもしれませんね…。

「僕が更生しているとでも？　さっきからまるで僕がいい人みたいに言うけど　合ったばかりでなぜそう思うんですかね、マジで謎なんですけど」

「君がやたらと僕を擁護するのは　僕を見ての判断というより自分の理想を守るためじゃないですか？」

「もしくは、誰かと僕を重ねているか」

カコちゃんはちい先生と大神くんを重ねている、のでしょうか。本当にそうなのでしょうか…。

会ったばかりだけど、ちい先生が真面目な事とか、実は親切な事とかは、ちょっと一緒にいるだけですぐ分かる事だと思うんだけどな。

それに、カコちゃんに対して “僕を擁護するな” みたいな事を言うのも、ちい先生は自分の罪をしっかり反省している証拠だと感じます。

しかしだからといって、彼を「普通の人だ」と思うのは、正しいのか間違っているのか…。とても難しい話だと思いました >_<。

功太くんの気持ちを考えると、やっぱりカコちゃんは功太くんの味方でいるべきであって、妻として功太くんを支える必要があるはず。

でも、まだ高校生のカコちゃんにそれを求めるのは酷なのかもな…、とも思います。

功太くんが事件を思い出して眠れなくなっている事、体にも心にも限界がきている事、電話でしか話してないからカコちゃんは気づけなかったわけだし、改めて、一緒に生活していない夫婦がしっかり向き合う事の難しさを、教えられた気がしました。

逆に、離れていても血の繋がった家族の絆の強さは、スゴイですね。

正直… 今の功太くんはカコちゃんに会いたくないでしょうから、功太くんの心を支えてくれるのはお姉さんなのかな。

カコちゃんと功太くんの結婚生活は、本当にどうなっちゃうんでしょう… T_T。

次回がめちゃくちゃ気になります！！！　54話を早く読みたいです！！！