隼人と家族として大切に想い合えることが、素直に嬉しく感じた唯。キス未遂以降、少し気まずい律ちゃんとも、ちゃんと話したいけれど…?
第14話|伝えたい
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「…これが恋かって言われると 正直、自信がないんだけど…、これからもゆっくり付き合ってくれる…?」
「はああっ」
「えっ、えっ」
「いや違う、ごめん。もうお試し やめたいって言われるんじゃって、構えてたから…。やっぱり隼人くんには敵わないんだなって」
「…そんなに気にしなくても、兄妹でどうにも なりようがないのに。それにね 私、お兄ちゃんのことは、ちゃんと整理できたと思う。だから、ありがとう 律ちゃん」
もくじ
4巻14話|デザート2024年6月号
風に身をまかせてばかりじゃだめだから―――
『6月号の野切耀子先生のコメント:「寄生獣-ザ・グレイ-」面白かったです。』
次回15話は7月号、前を向いて歩き始めた2人。夏休みはもうすぐ!
4巻13話|デザート2024年5月号
隼人と家族として大切に想い合えることを、素直に嬉しく感じた唯。一方、そんな2人の姿を見た律ちゃんに、突然キスされそうになって…!?
第13話|流されて
波にのまれて、それぞれの想いが形を変えていく―――
「…なんで、そこまでしてくれるの?」
家族だから、それだけでここまでしてくれるもの?
「…唯が、俺を家族にしてくれたから」
『5月号の野切耀子先生のコメント:冬と春が交互に来て三寒四温を感じています。』
次回14話は6月号、自分の中の変化に気付いた唯は…?
4巻12話|デザート2024年4月号
唯は、8年ぶりに地元に戻ってきた高校2年生。久しぶりに再会した兄の隼人への恋心を隠すため、幼なじみの律ちゃんと“付き合うフリ”をすることになったけど、「“俺と恋をする”っていう選択肢を考えてよ」という律ちゃんの言葉に向き合い、“フリ”っから“お試し”のお付き合いをすることに!
部活の大会初日、連絡がとれなくなった唯を心配して、試合直前に駆けつけてくれた隼人。家族として大切にされていることを実感した唯は、兄への想いを初めて言葉にして――?
第12話|もう大丈夫
隣で、笑っていて。
「でもやっぱり心配はするよ、家族のことなんだから。杞憂でも、大したことなかったってわかるだけでいい。なにかあれば走るよ、俺は」
ああ、なんかもう、十分だなあ。
「……私も、私もやっぱり走っちゃうと思う」
大好きで、大事な家族。こんなに大切にしてもらえて、これ以上のことなんてない。私もう大丈夫だ。
『4月号の野切耀子先生のコメント:先月おやすみいただいたので年明けはじめての掲載になります。今年もよろしくお願いします!』
次回13話は5月号、律の大胆行動に唯は――?