宝石の“気”が読め、実家の倉田屋で鑑定をしている高校生の志のぶは、幼い頃に預けられた顕定とともに彼の実家・北上家離散事件を調べていた。鑑定でも見破れない精巧な合成ダイア。その裏で見え隠れする実業家・見浦の影。合成ダイアをバズル国には深い関わりがある上、危険な一面を持つことを一同は知ることになったのだが――?/北上家の歴史を紐解くため、京都を訪れた志のぶと顕定。南明彦の案内で京都の質屋を訪ね、戦国時代の北上家の家臣・七伊部氏の子孫を紹介してもらう。翌日に約束を控え、志のぶと顕定はなんと同じ部屋で一泊することに…!
95話の注目シーンをPickUp! 勝手に販売促進😊
「あの井戸から ばあさんが出てきた。北上のばあさんが…、『迎えに行けなくて ごめんなさい』って。あれは黄泉がえりの井戸なのか? だったらやっぱり死んでるのか。そりゃそうだよな、あれから23年も」
夢だ、夢だってわかっているのに
「ごめん、顕ちゃん、ごめんなさい。わたし あの迎え鐘をついた時、北上家のご先祖様が家宝の石を持って出てきてくれないかな なんて思ってた」
家宝の石が何なのか知りたすぎて
「金の斧かよ…」
もくじ
24巻95話|Kiss 2025年2月号
現世と常世の狭間、世にも不思議なご縁が繋がれる――。
同じ部屋に泊まることになった二人でしたが――?
次回96話は4月号、井戸の伝説が導いた 祖母との絆――。
24巻94話|Kiss 2025年1月号
大学の履修が決まり一安心だと話した後、顕定の前にスマホを置いて離れた志のぶ。そのスマホの通知欄には南明彦からの連絡が。その内容は志のぶがいつ関西に来るのかを確認するものだった。それを目撃してしまった顕定は…!?
古都・京都にて――。
大学入学後、大事な履修登録が完了して…?
「というわけで、京都へ行ってきます」
「ちょっとまて…、すごい端折ったぞ 最後。なんで勝手に」
みなみ屋と一緒に行くつもりか!?
「北上家に関係する事なのに 俺抜きで行けるわけないだろう」
「え? でも今週末なんて顕ちゃん 急に仕事休めないでしょう? それにせっかく行っても また赤波家の時みたいに何も出てこない事もあるし、まずは私が行って確かめてくるよ」
×に決まってんだろ――――!!
次回95話は2月号、これぞ定番!! 京都編、志のぶと顕定に良いご縁がありますように。 北上家の家臣の子孫を訪ねた志のぶ&顕定。そこで知る歴史の真実とは?