理想のオトコ、第10話 感想
※ネタバレ注意です※
ちゃんと付き合い始めた 燈子とミツヤス先生は、なるべく一緒に過ごせる時間を作り 愛を深めています。
燈子が 病院に運ばれた日、刺されたと勘違いしていたせいで 圭吾に電話した事を、謝る ミツヤス先生。
「俺てっきり トーコさんは 志摩さんと付き合うんだと思ってて…、でも… こーいうことになって…、俺のせいで みんなに迷惑かけてしまった…、謝らなきゃいけない…」
「そうですね、先生ちょっと ひとりで暴走してましたよね、でもそれは 私も悪いの、私だって 先生にも茉莉沙にも圭吾にも…、ハッキリ何も伝えてなかった、
だから今度一緒に 謝りに行きましょ? 大丈夫、ちゃんと伝えれば わかってくれる人たちだから」
目の前でラブラブされるのは 嫌がりつつ、燈子とミツヤス先生が 上手くいった事を、喜んでくれる 最賀くん。
そして 最賀くんは、漫画家が いつも時間に追われ続ける事を 知っているため、さらには、ミツヤス先生は 常に漫画が1番な人だという事を 知っているため、燈子が それに耐えられるのか 心配してくれます。
「ありがとう 最賀くん、最賀くんは 本当に、ミツヤス先生のこと 大切に思ってるんだね」
燈子は 最賀くんに、昔 似たようなタイプの人が 身近にいたから、きっと大丈夫だと 伝えました――
茉莉沙は いつも通り 仕事に打ち込みつつ、夫婦関係について 悩んでいます。
(あんなことを言われても 何一つ変わらない私たち ギクシャクするのは ほんの一時 翌日にはまた よき夫を演じ よき妻を演じ、夫の纏う甘い香りの真相は闇のまま、暴くべきか 蓋をするべきか)
同時に 茉莉沙は、仕事の事でも 悩みを抱えていました。同僚たちが 茉莉沙を頼って いろいろ回してくるせいで、疲れてしまっているのです…。
そんな時、高野さんから 飲みに誘われた茉莉沙は――――!?!
任された仕事を全部やってくれる責任感と 多分もともとの能力の高さがあるから、茉莉沙って まさに「できる女」なんですよね。
みんなが 茉莉沙を頼りたくなってしまう気持ちは、よく分かります。
でも 茉莉沙だって 簡単にやっているわけじゃない、でも ツラい顔は他人に見せたくない。
そんな茉莉沙の気持ちを 理解できている高野さんは、本気で茉莉沙の事が好きなんだなぁ…と思いました。
既婚者を好きになってしまい 高野さんも悩んでいるでしょうし、切ないですよね…。
そして 茉莉沙も、高野さんに かなりグラッときてるのでは…?
愚痴を含め 旦那さんと本音で話せないのは 苦しいと思いますが、もしかしたら 旦那さんの方も 同じ気持ちでいるのではないかな、なんて気がしちゃいました。
もし このまま 茉莉沙と高野さんの関係が深まっていったら、茉莉沙の旦那さんが 可哀想だな…なんて…。
とはいえ、旦那さんの “あの言葉” はヒドすぎましたから、もちろん旦那さんも 悪いとは思いますけど。