La・La(ララ) 8月号 鳩子さんは時々魔法少女、magical:5 感想
※ネタバレ注意です※
謎の美少年「アレク」に魔法少女をやめるように言われた鳩子さんはムカムカもやもやしているようです。アレクに関して社長にも報告しているようですが、社長もその正体は解らない様子・・・っというか、社長、調査する気なさそうですね。「『魔法少女』の敵には『悪の組織』がつきものだから、たぶん、それかなって!」とか言っています。
社長、魔法少女に妄想抱きすぎです。そして、鳩子さんは魔法少女にクールすぎ。アレクによって面倒な業務が増えたらイヤだな・・・というシビアな発想。さすが貯金のために働くOLです。もやっとしながら帰宅途中の鳩子さんに、心のオアシス・隣人のイケメン和田原さんが声をかけます。
いつもお世話になっているからと、パフェを奢ってくれる和田原さんに、平静を装う鳩子さんですが、共通の話題といえば魔法少女の話。自分が魔法少女ルビーであることを隠しているのにうっかり話をふってしまい、アレクの言葉を再び思い出します。鳩子さんは、やっぱり自分の魔法少女としての存在価値を見いだせないでいるようです。
イケメンとの楽しい時間を邪魔するように現れるマジャポン。和田原さんにも会社から急な呼び出しが入ったので、鳩子さんも魔法少女ルビーとなりマジャポン退治の残業に向かいます。そこで再び、和田原さんと遭遇してしまいます。マジャポンの出るタイミングに結構いますよね、和田原さん。これは・・・もしや・・・。
どうしてマジャポンに立ち向かうのかと和田原さんに聞かれ、「見てしまった以上、放っておけないので」と戦いに戻るルビー。よく考えてみると自分は、必要か必要でないかではない生きるために戦っているのだと、結論に至ります。今度アレクに魔法少女をやめろと言われたら、しっかり言い返せそうですね。
さて、ここからは鳩子さんの知らない和田原さんの話です。タイミングよくマジャポン出没の場所に現れていたのは、彼が「ボス」だったから。なにかの「計画」に向けて動いている「本部」があって、その「ボス」が和田原さんのようですが、計画の全貌はまだ語られませんでしたが、魔法少女と、魔石を取り合う形になるようです。
和田原さんも、鳩子さんもお互いの正体に気づいていません。鳩子さんにとっては、目の保養であるステキなイケメン心の癒し。和田原さんにとっては、街のことを教えてくれる親切な隣人OL。ここに謎の美少年アレクが絡んでくるわけで、この先どうなるか、まだまだ謎が多くてドキドキは高まるばかりです。