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Sho-Comi ショウコミ 15号 チョコレート・ヴァンパイア、61話 感想
※ネタバレ注意です※
異変に気づいた 雷火が、霖と千代のところへ 駆けつけました。
そして、我を忘れ 千代の血を飲み続けている 霖を、止めてくれた 雷火。
千代の顔色は かなり悪く、意識もない状態ですが、息はあります。
雷火は 千代を助けるために、千代の首筋を舐めて 噛傷を塞ぎました。
「――――… ごめん 千代ちゃん」
その時、初めて 千代の血を口に含み、「これは… たしかに強烈かも…」と呟く 雷火です。
目を覚ました 霖は、自分が起こしてしまった この状況に、絶望します…。
雷火が「千代ちゃんは無事だから！！」と言っても、パニック状態で 泣き叫びました…。
「もうやだ、いやだいやだ ヴァンパイアなんて やめたい 気持ち悪い こんな身体」
ひとまず 千代をベッドに運び、電話で 雪を呼ぶ 雷火。
千代ちゃんと霖が危ない！ という連絡を受け、すぐに帰って来た 雪は、すぐに千代のもとへ。
「呼吸が浅い、脈も弱い…」
雷火は 雪に、回復には かなり時間がかかるだろうけど、ギリギリ 増血剤で助かるラインだよな、と言います。ところが、霖は――
「紅血の契約のほうが回復 早いよね」「雪 千代ちゃんと契約してよ …お願い」
「な、何 言ってんだよ 契約したら霖が飲めなく」
「いいんだそれで、もう二度と 千代ちゃんの血を飲みたくないから！」
飲みたくなくても、契約したとしても 吸血衝動は抑えられない。契約した千代を襲ったら 死んでしまう。それを分かった上で、霖は 頼んでいるのです。
雪が 懸命に、千代は 霖のことを大切に想っているから 契約を望んでいない、と訴えても、霖は 雪と千代が契約する事を望みます…。
「僕のせいで2人が契約してないのが 嫌だ…、僕のせいで 雪も千代ちゃんも 血が足りてない、
ヴァンパイアをやめられないなら… 千代ちゃんを また襲っちゃう前に 自分で死ぬ…」
「…っ バカ霖、わからずや……！！」
霖の頬を 叩いた雪は、涙を流しながら 霖を睨み――――
ヴァンパイアである自分の身体を 忌み嫌う 霖くん、本当に可哀想ですよね… >_<。
正直、血を飲まないと生きていけない身体を 気持ち悪いと思ってしまったり、雪と千代ちゃんに血が足りないのは 自分のせいだと、責任を感じずにはいられない 霖くんの気持ち、分かります…。
でも、自分で死ぬ なんて絶対に あってはならない事だし、そんな事を言い出す 霖くんに対し、雪が怒る気持ちも よく分かりました。
やはり…、霞が 電話で言った方法しか、解決策は ないのでしょうか T_T。
「…霖、もう我慢しなくていい、難しいことを考えるな、…もっと早く 決断するべきだったな、皇妃から 人間を買おう」
本当に 皇妃から人間が来ることになるのか、霖くんは 納得するのか、続きが めちゃくちゃ気になりますね…！
16号の第62話が 待ち遠しいです！！！
