高校デビュー、最終話 完結13巻 感想
※ネタバレ注意です※
主人公のヨウとハルナが、ヨウの東京行きに関してどうするのか、というところから始まります。
本当はヨウの東京いきを応援したいのに、東京には行かないでといってしまったハルナのもやもやしている気持ち、見ているこっちにまで伝わってきます。
悩んだ結果、やはりヨウには東京にいってほしいと伝え、ハルナのいい人さがひしひしと伝わってきます。
ハルナは最初から最後まで嫌なところが全然ない女の子です。最終回でもそうでした。
そして、ヨウの卒業式のシーンは感動がとまりません。ハルナは在校生代表で送辞を読むことになり、全校生徒の前で自分で書いた送辞を読みます。
「残してくれた目に見えるものも見えないものも大切にして、これから大事に過ごしていきたいです」とハルナは言います。ハルナの素直さは最後まで伝わってきます。
そして、ヨウが東京に旅立つ日です。
絶対泣かないぞと決めていたのにハルナは空港までの電車ですでに泣いてしまうという、やはり想像通りです。ハルナのかわいさは女目線でも感じます。
ヨウから送辞の返しとして手紙をもらいます。
俺はさいしょからだいぶ好きだったと思うなどのヨウの言葉があり、ハルナはさらに泣いてしまいます。読んでいるこちらも泣いてしまいますね。
ヨウのかっこよさは高校生とは思えないです。なんてクールで冷静なんだろうと感じさせられます。
空港に着いてすこし落ち着いてきたハルナ。もう泣かずに笑顔でいようと頑張ります。
ヨウが手荷物検査に行ってしまう時にはまた泣いてしまいそうでしたが、ヨウが晴菜にキスしたのです。
もうキュンキュンしすぎて、無表情ではよんでいられません。ニヤニヤしてしまいますね。
ヨウのかっこよさ、ハルナのかわいさが最終回で爆発しています。
みんな、実は遠くでハルナとヨウを見ていたのです。ただ、みんなは結局出るに出れず、二人の姿を陰ながら見送ります。
この漫画は最初から最後まで周りの仲間の存在も本当に素敵なものでした。みんながみんないい人で応援したくなることばかりでした。
ヨウの妹もかわいいですし、高校生らしい生意気で素直なところも素敵です。
高校生らしい、悩みなど、読んでいるこっちまで高校生に引き戻されそうになるのです。
そして時は流れ、ハルナは無事東京の大学へ受かり、東京へ行くことになります。
空港までヨウは晴菜を迎えに行きますが、ハルナは久しぶりにヨウに会えるということで、相変わらず変な服を着ていきます。これもこの漫画の見所ですね。
いつもハルナの服がすこし変なのですがそこがまたかわいいのです。この最終回でもあいかわらず変な服を着ています。
一応、自分ではおしゃれして来たようです。ハルナはいつもそうで、自分ではおしゃれしてきたつもりでもまわりからみるとちょっとずれていますね。
見た目はドレスのようなものです。どこかパーティーにでもいくような感じです。
ヨウはいつも通り唖然とした顔になり成長しようよと突っ込みましたがハルナは成長したつもり! あれっ?と言います。
最後までヨウのてきかくなツッコミに笑わされました。ヨウとハルナのバランスの良さが伝わってきます。
このように、最終回はハッピーエンドで終わります。読んでいるこちらまで幸せな展開になりました。
この漫画の絵も本当にかわいいですし、細かい表情など、何回見ても楽しめる内容です。
また、高校生の純粋さが最終回では特に、伝わってきます。高校生の恋、本当にキラキラして応援したくなります。
最終回を読んで、最初は離ればなれになってしまうのかとすこしハラハラさせられましたが、最終的には二人で幸せに過ごしていくのがわかり大変素敵な終わりかたでした。
二人の大学生活の続編も読みたくなりました。