Sho-Comi ショウコミ 23号 兄に愛されすぎて困ってます、53話 感想
幼い頃は ひどく病弱で、大人になるまで生きられないかもしれないことを 知ってしまった北斗にとって、妹のセトカは 本当に大事な存在で、生きる理由そのもの と言えるくらいだったんですね。
それは ちっぽけなんかじゃなくて、(僕は せとかのために生まれたんだ――――…)と思うことで 北斗が笑顔になれたのだから、とてもステキな感情だと思いました ^_^。
しかし、生きる理由を見つけた矢先に ご両親が亡くなってしまったということでしょうか…。
北斗を 車で病院に連れて行く際の交通事故だったのでしょうね >_<。
奇跡的に助かったとはいえ 北斗も重体で意識の戻らない日が長く続いていた、という事情だったのかなぁと想像しました。
それか、両親が亡くなってる北斗を気遣って セトカが養子に引き取られたことを、周囲が黙っていたのかもしれませんね。
お父さんとお母さんが死んでしまって、セトカまで いなくなってしまって、北斗は本当にツラかったと思います…T_T。
それでも、セトカと再会できることを信じて、セトカを守って 助けてあげられるのは 自分だけだと思う気持ちを 生きる力にして、北斗は これまで過ごしてきたんだろうなぁ…。
(だって僕だけが せとかのお兄ちゃんだから――――…)
北斗の気持ちを 知れば知るほど切なくなって、せっかく再会はできたものの 今のセトカの幸せな生活に対して、ガッカリした 複雑な気持ちになるのは 仕方ない、むしろ当然のことだと思いました。
その複雑な気持ちが 黒い感情となって…なんて想像して、あの噂を流したのは 北斗だと思い込んでいたのですが、どうやら それは間違いだったみたいですね??
タイミング的に重なっていたのは、ただの偶然だったのでしょうか。
セトカとハルカの仲の良さに嫉妬した誰かの、当てずっぽうだった噂が たまたま真実だったのかもしれませんね @_@;
兄妹でキスしてたって噂もあって、ずっと怪しまれていたのかもしれないし…。
ハルカのことを好きだった女の子たちに一方的に問い詰められて、何も言わず黙っているセトカが すごく可哀想でした >_<。
学校が違うハルカの助けは難しい中で、しばらく北斗がセトカの助けになってくれるのなら とても頼もしいですね!!!
でも北斗は まだセトカとハルカの関係を知らないわけだし、本当の兄妹ではないとはいえ恋愛してるという話が真実なのかどうか、確かめる意味もあって 北斗からハルカに会いに行く展開…??
女の子たちに 何も言い返さなかったセトカを心配している北斗としては、2人の関係を知ったら 反対するのではないでしょうか…。
セトカに 自分が実の兄だということを明かす気もなくなっているみたいだけど、きっと いつか言うことにはなるだろうし、北斗の気持ちが どうなっていくのか気になります!