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もくじ
ぼくの輪廻、第29回＆第30回＆第31回＆第32回 感想
※ネタバレ注意です※
Cheese!(チーズ) 3月号 ぼくの輪廻、第29回 感想
正行に想いを寄せるも、まったく受け入れてもらえず 落ち込むヨシ子。
男が男に夢中になる気持ちとは どんなものなのか、女には敵わぬ関係なのか、それまで名前も知らなかった吾平に相談するほど 悩んでいました。
吾平は 胸に手を当て「女子にしかない物で 勝負してみてはいかがでしょうか？」と助言。
“女子にしかない物” とは、女子ならではの こまやかな真心のこと、のつもりだった吾平ですが、そう解釈しなかったヨシ子は…。
正行を襲い 胸を触らせるヨシ子ですが、正行が ヨシ子になびく事はありません。本人にキッパリ そう言われてしまいました。
涙を流して 逃げ出すヨシ子…。すると、帰りが遅いヨシ子を捜していた 吾平と会います。
ヨシ子は 吾平に抱きつき、キスをしました。
「縁談を断られ 尻と乳を晒しても 拒絶され、ヨシ子の心は ボロボロじゃ」「だったら もういい、あの人が手に入らぬのなら…、いっそ おまえの手で、この体 メチャクチャにしてくりゃれ」
ヨシ子の叶わぬ恋には、正直 めちゃくちゃ切なくなります… >_<。
ですが、このまま吾平と結ばれたら ヨシ子は幸せになれるのかな、という気もして ドキドキ！
…とはいえ アキラの前世であるヨシ子が、乃木の前世である正行以外の男を 好きになるなんて、あり得ないでしょうか…。
吾平は すごく良い男だと思うけど、ヨシ子とは身分が違うし… T_T。
それにしても、吾平は 家長さんの前世って事ですよねぇ。ビックリしました！
Cheese!(チーズ) 4月号 ぼくの輪廻、第30回 感想
アキラは 乃木と一緒にいたい気持ちを抑え、また いつ絵を描かされる分からないため、練習を重ねていました。
（それに、俺の野望は ただの替玉に とどまらない、目指すはフナムシデカローの 完全乗っ取り！！）
しかし 一方、あれ以来 連城に避けられている…と誤解している乃木は、アキラの “マンガノート” を見つけ…？
吾平と関係を持った ヨシ子ですが、ただ一晩限りの過ちだと言って、吾平と親しくするつもりはありません。
ところが、正行の気持ちは やはり雅次郎に向けられている事を思い知り、腹を立てたヨシ子は、吾平と再び 一夜を共にしました。
「なんだか ムカついて ムカついて ムカつき疲れたら、おまえの顔が浮かんだ、私のことが 好きなんでしょう？ ――だったら、好きなだけ犯してくれ」
Cheese!(チーズ) 8月号 ぼくの輪廻、第31回 感想
相変わらず、乃木は 前世の事を まったく思い出す事なく、順調に マンガ家としての仕事を続けています。
そして、ネタが被っていると言われるけれど 別の視点で魅力的なヒロインを描く「フナムシデカロー」の事を、たまらなく愛おしい と感じていました。
その正体が 本当は、連城ではなく 花撫だとは 知らずに――――
花撫も 仕事に精を出していますが、両親が まだお見合いの件を諦めていない上に、乃木との関係が 上手くいく未来も見えなくて、あまり元気はありません。
（この八方塞がり感… 打開策が見えてこない…、…だいたい、
さっさと乃木先生が 前世を思い出してくれれば こんなことで悩まなくて済むのに、毎度毎度 どうして彼だけ記憶が戻らないんだろう…）
まさか人違いなのでは？ という疑惑が一瞬 生まれたけれど、これまでの事を考えても 何かしらの縁があって 必ず近い関係になったし、何よりも 乃木が例のマンガを描いている事が 生まれ変わりの証。
男女の関係になろうと狙ってくる 長家さんにイラつきつつ、とにかく マンガを描き続ける 花撫です。
（あの作品が乃木先生の前世を証明しているのと同じように、このマンガを描いてることが 私の証明になるから 描き続けなきゃいけない、
だからアイツに フナムシを騙られようとも、このマンガを私が描いてる限り、
彼は必ず私の所に 戻ってくるはずだから…）
第三の前世では、ヨシ子が 第一・第二の前世の記憶を思い出した その矢先、吾平との間に 子供ができた事が発覚し――――！？！
Cheese!(チーズ) 9月号 ぼくの輪廻、第32回 感想
ヨシ子は 吾平との間に、子を授かりました。身分の違いがあるため 不安はありますが、吾平への情も 確かに湧いています。
（――ふと 考えるのは…、身分も前世のしがらみも 全部捨てて、この男と夫婦になるのも 悪くないかもしれないと…）
悩み 考え、殿に お別れを言おう、と決めた ヨシ子。
正行の事は忘れ、前世のしがらみを忘れ、自分を大事に想ってくれる 吾平と共に生きようと、決意したのです。
しかし、正行と雅次郎が キスをしているところを 見てしまい、ヨシ子の決意は すぐに崩れる事に――――
（栄賢、致光…、おまえたち 肉体を失くしてもなお まだ その女を求めているのか…）
（前世で…、おまえに憧れていた理由を 今 理解した気がする…、
…それは 私には向けられたことがない その一途な情熱なのだ……）
ヨシ子の頭の中から 吾平の存在は薄れ、ヨシ子は 正行に言います。
「殿…、身ごもりました、あなたのせいで」
