デザート 2月号 僕と君の大切な話、ep.36 感想
※ネタバレ注意です※
ついに、東くんが 相沢さんに 告白し返し、無事 付き合い始めた 相沢さんと東くん。
それから しばらくが経って、2人は 高3の夏を迎えました。
東くん「そういえば 聞いてくれ 相沢さん 新しい話を 思いついたんだ コメディーだよ 純愛と見せかけた 男と女の化かし合いさ、うちの理不尽な女たちを見て 思いついたんだ これは傑作になるぞ ざまあみろ!!」
相沢さん(…歪んだ動機だわ、いつも書き始める時は 強気なんだから…)
東くん「始まりは 駅だ、人気のないベンチに とある男女が―――― !!」
相沢さんは 東くんの隣に座り、思いついたストーリーついて 楽しそうに話している 東くんの肩に、もたれかかります。
ビックリして 固まる東くんの顔は、真っ赤です!
東くん「あ ああ 相沢さん? ど どうし」
相沢さん「…… なんとなく」
東くん「…やっぱり 僕と君は 違う星の人間だ、このクソ暑い夏の日に 僕は アイスを食べて 君は 僕で暖をとる きっと この状況ひとつ とっても、僕と君で考えることは 天と地ほど 違うんだろう」
相沢さん「ふふふ そうかしら、意外と そう大差ないと思うわ」
東くん「願わくば、ずっと同じ星に いたいものだ」
すると 東くんは おもむろに、相沢さんへ キス…!!!
付き合って数か月の ふたりは、初めてのキスをしました。
今度は 相沢さんの顔が 真っ赤になって、東くんは 悪戯っぽい笑みを 浮かべています。
そして、いつものように 何気ない会話を交わす、相沢さんと東くんでした――――
ついに最終回を迎えた 相沢さんと東くんの物語。東くんの部屋の パソコンの画面で終わるところが とってもオシャレ ✨
“僕と君の大切な話” というタイトルは、東くんが考えたものだったのですね。
ということは つまり、4年半 ずっと読んできた この作品の原作者は 東くん、って事なのかな? なんて想像できて わくわくした気持ちになりました!*^▽^*
そう思って 読んでみると、最後となった この回 相沢さんと東くん ふたりのシーンが 特に、なんだか とても 小説っぽい気がします。
繊細で丁寧で 深みがある描写、独特ですよね。
そんなところに また、たくさんの魅力を感じました!!!✨
相沢さんと東くん、そして はまりんとカフェインくん、2組のカップルが より仲を深めていく様子を もっと見てみたいですし、一度は散ってしまった圭介くんの 鈴さんへの恋心が 報われる日は来てくれるのか すごく気になるし、それから、環くんと九藤さんの間に 恋愛フラグが立った予感がして 続きを読みたくなります。
だからこそ、完結はしたけど この後も物語は ずっと続いていくのだと、自然と思えて ほっこりした気持ちになりました ^_^。