唯と隼人の事故キスに嫉妬した律ちゃんから、おでこにキスをされた唯。『口にしてくれたら』と思っている自分に気づいて――?
第18話|夏の告白
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「…もう一回 してもいい?」
「え?」
「現実なんだって、確かめたい」
「……うん」
天幕ごしの 喧騒が、振動になって 身体に響いてるのか、自分の鼓動なのか わからない。ただ あつくて あつくて、これが恋なんだって思った。
もくじ
5巻18話|デザート2024年11月号
夏といえば…音楽フェス! 律への気持ちが恋だと気づいた唯は…?
こんなに熱くてドキドキするのは 全部、君のせい―――
『11月号の野切耀子先生のコメント:夏に夏らしい話を描けて楽しかったです!』
次回19話は12月号、フリとお試しを経て ついに結ばれた2人!
5巻17話|デザート2024年10月号
隼人との事故キスを律ちゃんに見られてしまった唯。でも律ちゃんは『今はこれで我慢する』と唯のおでこにキスをして――。一方、真野先輩と付き合い始めた光華。だけど…?
第17話|大事な人
好き――― だから、待てるよ。
“「四谷くんがなに考えてるのか、わからないよ。どうして私と付き合ってくれてるの? だって四谷くんにはさ、」”
「ん?」
「……いや」
「?」
“「…四谷くんには、私よりも、大事なものがあるよね?」”
花火大会をきっかけに、唯の気持ちに変化が…?
『10月号の野切耀子先生のコメント:「地面師たち」面白かったです。』
次回18話は11月号、ついに律への恋心に気付いた唯! 一方、隼人にも思うところがあって…!?
5巻16話|デザート2024年9月号
隼人への気持ちに整理がつき始めた矢先、部活のみんなで花火大会にやってきた唯は、人混みに押された隼人と唇が触れ、事故キスしてしまって――!?
第16話|2つのキス
どっちを推すの?
「じ、事故で!! 人混みでぶつかられ ぶつかりのドミノ倒し、みたいな」
「うん、わかってる。そんな感じだろうなー、とは思った。…思った けど、嫌だ」
“大丈夫”なんて、自分勝手な考えだった。こんなにまっすぐ好きでいてくれる人を、傷つけてるのに。
「…ねえ、俺もしていい?」
「…いい よ」
『9月号の野切耀子先生のコメント:コミックス4巻発売中です!よろしくお願いします!』
次回17話は10月号、2つのキスで それぞれの気持ちに変化が…?
4巻15話|デザート2024年7月号
キス未遂以降、気まずかった律ちゃんともお互いの想いを伝え合えた唯。3年生の部活引退からしばらくして…?
夏だ! 浴衣だ! 花火大会だ~!!
第15話|言葉にする
「あと来てないのは?」
「マネ2人がまだっスね」
「ごめ――ん、お待たせー」
「浴衣っ!! 俺のため!?」
「なんでだよ。違うわ。」
「似合ってる」
「あ、ありがとう 光華が貸してくれて…」
「…2人で来たかったな」
「律ちゃん」
「他のやつに見せるの もったいない」
『7月号の野切耀子先生のコメント:春ジャケットを買ったのですが、着る機会に恵まれません。』
次回16話は9月号、花火大会は波乱の予感!? 8月号はお休み
4巻14話|デザート2024年6月号
隼人と家族として大切に想い合えることが、素直に嬉しく感じた唯。キス未遂以降、少し気まずい律ちゃんとも、ちゃんと話したいけれど…?
第14話|伝えたい
風に身をまかせてばかりじゃだめだから―――
「…これが恋かって言われると 正直、自信がないんだけど…、これからもゆっくり付き合ってくれる…?」
「はああっ」
「えっ、えっ」
「いや違う、ごめん。もうお試し やめたいって言われるんじゃって、構えてたから…。やっぱり隼人くんには敵わないんだなって」
「…そんなに気にしなくても、兄妹でどうにも なりようがないのに。それにね 私、お兄ちゃんのことは、ちゃんと整理できたと思う。だから、ありがとう 律ちゃん」
『6月号の野切耀子先生のコメント:「寄生獣-ザ・グレイ-」面白かったです。』
次回15話は7月号、前を向いて歩き始めた2人。夏休みはもうすぐ!
4巻13話|デザート2024年5月号
隼人と家族として大切に想い合えることを、素直に嬉しく感じた唯。一方、そんな2人の姿を見た律ちゃんに、突然キスされそうになって…!?
第13話|流されて
波にのまれて、それぞれの想いが形を変えていく―――
「…なんで、そこまでしてくれるの?」
家族だから、それだけでここまでしてくれるもの?
「…唯が、俺を家族にしてくれたから」
『5月号の野切耀子先生のコメント:冬と春が交互に来て三寒四温を感じています。』
次回14話は6月号、自分の中の変化に気付いた唯は…?
4巻12話|デザート2024年4月号
唯は、8年ぶりに地元に戻ってきた高校2年生。久しぶりに再会した兄の隼人への恋心を隠すため、幼なじみの律ちゃんと“付き合うフリ”をすることになったけど、「“俺と恋をする”っていう選択肢を考えてよ」という律ちゃんの言葉に向き合い、“フリ”っから“お試し”のお付き合いをすることに!
部活の大会初日、連絡がとれなくなった唯を心配して、試合直前に駆けつけてくれた隼人。家族として大切にされていることを実感した唯は、兄への想いを初めて言葉にして――?
第12話|もう大丈夫
隣で、笑っていて。
「でもやっぱり心配はするよ、家族のことなんだから。杞憂でも、大したことなかったってわかるだけでいい。なにかあれば走るよ、俺は」
ああ、なんかもう、十分だなあ。
「……私も、私もやっぱり走っちゃうと思う」
大好きで、大事な家族。こんなに大切にしてもらえて、これ以上のことなんてない。私もう大丈夫だ。
『4月号の野切耀子先生のコメント:先月おやすみいただいたので年明けはじめての掲載になります。今年もよろしくお願いします!』
次回13話は5月号、律の大胆行動に唯は――?