もくじ
Sho-Comi ショウコミ 3・4号 チョコレート・ヴァンパイア、70話 感想
※ネタバレ注意です※
篝月の屋敷の 庭園にいる、千代と 雪と、そして 霖。
霖「ち… 千代ちゃんは、覚えてるかな…? 僕と千代ちゃんが 初めて会った時のこと…」
千代「え? えーと… 確か この庭園だったよね? 私がバラを見てた時に――…」
夢中になってバラを見ていた 千代に、霖が「誰…?」と 声をかけて、2人は 出会いました。
その時、千代は バラの棘で 指から血を出してしまいます。
これくらい平気だと言う 千代の優しい笑顔。そして、ふわっと香る 血の匂い――――
それから ずっと、霖は 千代の事を 意識してきたのです。
霖「…ずっと 恋だと思ってたんだ… そのあと… 雪と千代ちゃんは 紅血の契約をして、僕は 自分の気持ちが わからなくなって………」
ふるふる
霖「…気付きたく なかったんだ」
霖(諏訪くんの血を飲んで、思い知らされた)
霖「僕が ドキドキしてたのは ぜんぶ、皇妃の血なんだって…」
霖(はずかしい…! こんなの 言いたくなかった でも このまま2人の障害になっていたくない…!)
雪「霖 わかったから…大丈夫 霖の気持ち、正直ちょっと 気になってたからさ… 言ってくれて ありがとう」
霖「雪…っ ごめんね 僕…やつ当たりしちゃって…」
雪「いいってば」
霖「千代ちゃんも… いっぱい痛い思い」
千代「霖くん 気にしないで」
霖「雪 千代ちゃん 大好き…!」
夜、自室で眠っていた 霖は、目が覚め 起き上がり、屋敷から出てしまいます。
霖(…え? か… 体が勝手に動いてる……!?)
意識はハッキリしているのに 体を操られて、庭園まで歩かされた 霖。
そこには、佇む男の姿が――――
「相手が名家 篝月でも、問題なく操れるみたいだね…」
霖「…その…声、諏訪 く…ん…」
冬伽「迎えに来たよ」
まさか、血を操っているのは 冬伽だったとは…!!! そして、霖をも 操れてしまうとは…!!! ものすごく ビックリしました…。
冬伽の目的は 何なのか、迎えに来たとは どういう事なのか、気になりますね。
次回を 早く読みたいです! 5号の発売日が 待ち遠しい! >_<
Sho-Comi ショウコミ 5号 チョコレート・ヴァンパイア、71話 感想
操られて外に出た霖を 待ち構えていたのは、皇妃の服を着ている 諏訪冬伽でした。
冬伽「迎えに来たよ じゃ 行こうか」
体が勝手に動いてしまうため、霖は 冬伽の後ろをついていくしかありません。
助けを求めようとしたけれど、声も出なくなってしまったのです。
冬伽「無駄だよ、その身体は今 俺の支配下にある」
霖「っ、ど…して 諏訪くん…、人間…なの…に」
冬伽「どうして ヴァンパイアは 人間を操れるの? ヴァンパイアの狩猟本能だから? 誰も疑問に思わない」
突如、走り出す 冬伽。操られている霖も 体を引っぱられ、冬伽の隣を 走らされます。
冬伽「君は 俺の血を飲んだでしょ? 俺達は 血で ヴァンパイアを操ることができるし、自分の血を 操ることもできる」
霖(俺…“たち”?)
冬伽「俺達は人間として 生まれたのに ヴァンパイアに虐げられ… 弄ばれたせいで 目覚めてしまったんだ ヴァンパイアより優れた種族…、“ダンピール”として」
篝月家の敷地を出ると、そこには 冬伽の仲間らしき人間が、数人いました。
牙がない彼らは 本当に人間なのに、血を操ることができます。
霖(ダ…ダンピール? 血を操る人間? ヴァンパイアを操れる…)
霖「っ れ…連続 殺人事件…の、犯人… …す 諏訪くん…なの?」
冬伽「そうだよ 気付くの 遅……」
震える霖を 車に乗せ、冬伽たちは どこかへ向かっていきました――――
監視カメラの映像で、霖が 冬伽によって連れ去られた事を知った 雪と雷火、そして 千代は、霖の救出へ…!!!