デザート 11月号 地球のおわりは恋のはじまり、19話 感想
※ネタバレ注意です※
今回の主役は、銀河と守谷さんと真夜、と言ってもいいですよね。
恋が叶わなかった3人がメインで、終始 切なかったけれど、みんなが前に進み始めていることが分かる ステキな話でした ^_^。
真夜と ちゃんと話ができたこと、蒼と上手くいっていること、真昼の幸せを 銀河は心から嬉しく感じてくれてると思います。
だけど、今まで通りってわけにはいかない・・・のですね T_T。
「俺だって そこまでお人好しじゃない、そういう覚悟を持って 柳瀬に気持ちを伝えたんだ」
本気で真昼が好きだからこそ、何もなかったように そのまま側にいることは無理であって、そして前に進むためにも「じゃあな」と伝えたんだろうなぁ・・・と思いました。
涙をこらえきれなかった真昼ですが、その涙は もしかしたら銀河への餞別になってくれたかもしれない、なんて気もします。
急にバイトを辞めてしまった真夜も、銀河と同じような気持ちで 蒼を離れる決意をしたのかもしれませんね。
代わりに真昼がバイトを始めることになったわけですし、真夜も あとは前に進むだけ!
蒼に告白をしたことを後悔していないか、真昼に尋ねられて「してない、全然」と答える真夜の顔は とても晴れ晴れとした表情をしているように見えて、安心できました ^▽^。
しかし、初のバイトで苦労する真昼が、あの覚えにくいメニュー名を覚えられないのは仕方ないし、そんなつもりはなくても 思わずディスりたくなる気持ちも分かります(笑)
でも「なんとなく頑張ります!!」は たしかにダメですね!全力で頑張って!^_^;
蒼と一緒にバイトができることを喜んで、真夜の気持ちを考え(絶対に蒼くんと幸せになろう、絶対)と涙を拭う真昼は、まだまだ成長過程でしたね。
そして、ついに守谷さんの恋も終わりを迎えましたか・・・。
先生 結婚するんですね、それは もう、守谷さんも覚悟を決めなくちゃいけないタイミングです。
「私は自分の気持ちを否定したくないから伝えたい、今から圭吾に好きだって伝えてくる」
フラれることを分かって伝えることは、ツラいし怖いに決まっているけれど、真昼がいてくれたから守谷さんは 終わらせるための告白ができたのだと思います。
片想いの時間の長さと 年の差や立場の違いがあって、守谷さんの恋は一番 切なかったように感じますが、だからこそ彼女が一番 前に進むことが必要だとも思いました。
言うことで 前へ進む気持ちが整った守谷さんも、とてもスッキリした顔をしていますね ^_^。
銀河、真夜、守谷さんの叶わなかった恋は、真昼の心にも大きく影響していて、真昼の成長にも繋がっていたことに感動しました!!!
(きっと私も 蒼くんに片想いをしていたら みんなのように伝える選択をしたと思う、例え同じ気持ちになれなくても 地球が終わるなんてことなくて、前へ進めることができたんだ)
そんな風に思えるようになったのは、真昼の周りの みんなのおかげであり、何より蒼のおかげであって、そんな出会いを経験した真昼が羨ましくなっちゃいます ^▽^。
いよいよ次号で最終回ですね、どんな結末になるのか とても楽しみです!