藤原えみ先生の連載作品「初恋クラウドハニー」の最新話が読める Cheese!(チーズ!) は、毎月24日ごろ に発売です
同時配信の電子版が 便利でオススメ!
もくじ
最終話 Cheese! 2023年10月号
出版社 小学館/2023年8月24日 発売
10話 Cheese! 2023年9月号
出版社 小学館/2023年7月24日 発売
9話 Cheese! 2023年8月号
出版社 小学館/2023年6月23日 発売
8話 Cheese! 2023年7月号
出版社 小学館/2023年5月24日 発売
王室教師ハイネ 2023年4月6日まで1~3巻が無料
『「王室教師」 それは王子を教育する 専属家庭教師』
『国中から選りすぐられた 最高の教師のみに与えられる役職』
「はじめまして(フロイトミッヒ) 王子様 私はハイネ・ヴィトゲンシュタイン」
「本日より私が」
「貴女がたの家庭教師です」
【グランツライヒ王国 ――「首都ウィンナー」】
『ようやく辿り着きました…』
『グランツライヒ王家の居城 ヴァイスブルク宮殿』
『本日より ここに住まい 王室教師として働く… 私自身の目的のために』
『これがその第一歩…!』
「………」
「ちょっと待ちたまえ そこのボウヤ!」
【第一歩が止められた】
「……? ボウヤ…? どなたのことです?」
「君だ君!! ボウヤ! 王宮の中に勝手に立ち入ってはいかんぞ!」
「勝手にではございません 国王からの勅令状でしたら ここに」
「へ?」
「申し遅れました」
「私は新しい王室教師 ハイネ…」
「わかった 君 ハイネ先生の息子さんだね?」
「パパのお供か~」
「そういうことか! パパが来たら一緒に入ろうな!」
「ん? しかし 後ろから馬車が来ないぞ?」
「え?」
(まさか入り口で足止めされるとは… どう言えばよろしいのでしょうか)
「ハイネ先生… 遅いですわねぇ…」
「王太妃殿下!」
「あら いらしていたのね」
「ハイネ先生!」
「参りましょ 私がご案内しますわ」
「ご厚意 痛み入ります」
「ハ…ハイネ先生って…」
「ま… まさか…」
「申し遅れました」
「私は本日より王室教師に着任しました ハイネ・ヴィトゲンシュタイン…」
「ちなみに私は これでも」
「れっきとした成人男性です」
「たっ大変 失礼致しましたああッ!!」
「ごめんなさいね… 私が言っておけば こんな失礼は…」
「いいえ」
「どうぞ お気になさらず」
「子供と間違われることは慣れておりますので…」
【気にしてる 気にしてる】
「…しかし今回 国王陛下直々にお手紙を頂き 大変驚いております」
「え?」
「貴族でない ただの庶民の私を 王室へ招いてくださるだなんて…」
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