デザート 6月号 放課後、恋した。、Last practice 感想
※ネタバレ注意です※
色々あったけど 無事に両想いになり、付き合い始めた 夏生と久世くん。
クリスマス初デートで 初めてのキスをして、さらに距離が近づきました――――
そして 春、夏生たちは 2年生になりました。入学式の部活紹介で、男子バレー部への入部を 派手に呼びかけます。
夏生「ま、マネージャーも 募集して みゃす！」
うっかり噛んでしまったものの、1年生の反応は 上々で…？
男子バレー部の2年生と3年生 全員が集まり、夏生の兄・葉山先生の話を聞いています。
葉山先生「みんなもう わかってると思うが 2か月後のインターハイで 3年生は引退になる」
「時間はありそうでないぞ できることは全部やる！ 集中して練習しろよ」
全員「はい！」
夏生（3年生引退 さみしい）泣
葉山先生「そして 次の新チームの話だが 3年生と 部長の靑野と 相談して決めた、2か月後 3年が引退した後の新チームは」
「キャプテン 桐生、部長は 久世」
桐生「え… オレでいいんですか？」
3年生「おまえは 先輩後輩関係なく 人望厚いからな！ チームを引っ張っていけるよ」
「久世はいつもフラフラしてっけど 周りよく見てるし コートの中では一番熱いしな！ みんなを まとめられるだろ」
葉山先生「全員一致の意見だ」
チームメイトから 重要な役割を託され、迷いのない まっすぐな瞳で「はい！」と応える 桐生くんと久世くんでした――――
女子バレー部の 次期キャプテンは、クラスが離れてしまっても 夏生の仲良しな友達・ちはるです。
実は ちはるは キャプテンになるプレッシャーを感じている事に、桐生くんが 気づいてくれます。
桐生「ちはるちゃんなら 大丈夫だよ」
ちはる「でた！ 桐生キャプテンの 余裕の笑み どうせ私は スマートにできないから 地道に頑張りますよ～」
桐生「そんな風に 芯があって 前向いてる人に、オレだったら ついていきたいって 思うけどな」
ちはる「言っとくけど 負けないから 女バレが先に 優勝するから！」
桐生「オレも負けないよ 次期部長が 本気 出しちゃってるしね！」
ちはる「…っ じゃあ もし女バレが 先に優勝したら、遊びに連れてって」
「いや /// えっと… それは そう！ 打ち上げ的な…」
桐生「いいよ 行こ！」
ちはる「えっ！？」
夏生と桐生くん ふたりきりの体育館で、夏生は「私 決めたんだ、新入生に ちゃんと仕事教えられるマネージャーになるって 引退する3年生にも安心してもらいたいし」と言いました。
久世「オレも決めたよ、次の試合 夏生とみんなを 絶対に 決勝に連れてく」
「勝って 表彰台の一番上で笑う 見てて」
夏生「よぉし！ じゃ 私 新入生の勧誘 行ってくる！」
久世「ああ 監督が言ってた 中学選抜のやつ？」
夏生「うん この子 高校でもバレーやるか 迷ってるみたい」
「でも私 見ちゃったんだよね、休み時間 楽しそうにバレーしてるとこ すごく好きなんだと思う」
すると、夏生は にやにやして 久世くんを見つめます。久世くんは 拗ねたような表情を浮かべ…
久世「なんだよ 昔のオレみたいって言いたいのかよ」
「貸して オレも行く」
「困るからな オレみたいに 夏生のこと 好きになられたら」
夏生「私は、久世くんだから 好きになったよ？」
照れながら そう言ってくれた夏生に 顔を近づけ、嬉しそうに微笑む 久世くんでした――――――――
