日向夏 先生/赤瓦もどむ先生の連載作品「神さま学校の落ちこぼれ」の最新話が読める花とゆめは、毎月5日と20日に発売です
同時配信の電子版が便利でオススメ!
もくじ
52話 11巻 花とゆめ 2024年23号
出版社 白泉社/2024年11月5日 発売
恋にならない←この愛は / マイクロ1~3巻 -今だけ無料-
2022年2月23日まで
「佑架様」
「壱哉様がお呼びです」
「お兄ちゃんが?」
「もう学校 行ったってことにできない?」
「無理だと おわかりでしょう」
「…わかった」
「行こう」
「美絃」
「かしこまりました」
『室町時代から続く名家』
『花染家』
『不動産 流通 製造など』
『さまざまな事業を手掛けている』
『花染家には代々 水嶋家が執事として仕えており』
『現執事 水嶋美弦は』
『箱入り娘 佑架の 世話役を命じられていた』
「―――佑架」
「高校は公立に通うことを許可したが…」
「一般家庭の子に「花染家の娘」だと知られたら」
「距離を置かれるかもしれないよ」
「花染の名は重い」
「それだけは忘れないように」
「わかってるよ お兄ちゃん」
「…」
「♪」
「わああぁ」
(合宿なんて はじめて)
「花染さん 班 一緒だね」
「あっ うんっ よろしく…!」
「海でよかったー! 中学ん時 山でさー すごい きつくて さいあくだったー」
「そうだ!」
「こんどの日曜 合宿に持ってくもの買いにいかない?」
「何ー? 買いもの? わたしもまぜてー!」
「荷物ふえそうだし うちの親に車出してもらお」
「てかいきなり しゃべりすぎ? 慣れ慣れしい?」
「うれしい」
『ふつうに こんな話できるの』
『はじめて』
「美絃!」
「クラスの子と お買いもの行くことになった」
「はじめてですね」
「中学のときは 「花染の娘」って みんな知ってたから遠巻きにされてたけど」
「今は誰も知らない」
「苗字だけだと気づかれないもんだね」
「できれば ずっと このままでいたいな…」
【日曜 親 仕事で車ムリだって】
【ごめん】
「!」
【うちお店やってるから 土日ムリだー】
「!!」
(車…)
「美絃…」
「運転できる?」
「車ですか? 船ですか?」
「車! くるま!!」
「美絃 ライセンス持ちすぎ」
「当然のことです」
「私の全ては 佑架様のためですから」
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