楽しく過ごせた花火大会の数日後、夏休み目前になり――
ep.16|つのりつのって
16話の注目シーンをピックアップ! 勝手に販売促進😊
「…ほんと こんなん初めてだわ」
(できなかったってか…、今のオレのままじゃ告えねぇ)
…なぁ ニノマエトキ、おまえさ おとぎちゃんと両想いだろ。なのにチンタラしてバカだなって思ってたんだよ、じゃあ その隙にオレがもらうぞってな。でも今日ようやくわかったわ、告わないんじゃなくて 告えないんじゃねーのか。付き合っても その先が怖いんだろ。置いてかれるかも しれないことが。気が強くて いい子で ただ可愛い子 ってだけじゃなくて、人としての 軸が 違う。
「…誰が釣り合うんだよ、あんなすごい子」
もくじ
4巻16話|デザート2024年12月号
一つ進むごとに新しい自分が見つかる。だから、何があったとしても また一つ進んでみるんだ―――。
『12月号の卯月ココ先生のコメント:12月13日に4巻が発売されます。よろしくお願いいたします。』
次回17話は2月号、このメッセージはどうするの 一刻!?
4巻15話|デザート2024年11月号
いっこくと無事 元の関係に戻った おとぎ。だけど 一緒に行った花火大会の途中、突然いっこくに手を引かれて…!?
ep.15|めくるめくって
他に誰がいたって…、瞳に映るのは たったひとり――。
「ごめん、引っ張って。ゲタ…足 大丈夫?」
「うん 全然…、大丈夫だけど。…どうしたの?」
「……。…、二人に、なりたかったら。桂サンと」
「え、……。あっ、二神くんいたら素 出せないし、ちょっと息抜きほしいよね…!」
「え。っ…」
“「今は一くんと、どうこうなりたいとは思ってないかな」”
「…、うん。ごめん 付き合わせて」
「いいよ 全然、むしろ嬉しいよ。この辺でちょっと休憩しよう」
『11月号の卯月ココ先生のコメント:実家のうさぎが4歳になりました。』
次回16話は12月号、忘れられない思い出ができた夜。一方、男子2人はさらにバチバチで…?
4巻14話|デザート2024年10月号
おとぎと いっこくと、二神。雨宿りする中、なぜだか3人で花火大会に行くことになったけど…?
ep.14|つもりつもって
予想もしていなかった未来に、ドキドキが鳴り止まない―――。
「…今はただ、純粋に好きを楽しみたいかな」
「…好きを楽しむ?」
「うん、まぁ 恋人願望が0かって聞かれたら素直に頷けないけど、ただ些細なことで恋心が満たされる心地好さっていいなぁって最近思ったのよ。…だから、今は一くんと、どうこうなりたいとは、思ってないかな」
“3人”で行くことになった花火大会は―!!?
『10月号の卯月ココ先生のコメント:優しくて尊敬できる兄が入籍しました。幸せになってほしいです。』
次回15話は11月号、おとぎの手を引いて いっこくはどうする? 花火大会、急展開で次号へ!
4巻13話|デザート2024年9月号
ケンカをしてしまったが、無事に仲直り。いっこくと元の関係に戻れた おとぎだけど……?
ep.13|めぐりめぐって
こっちを見る、目が合う、心臓が鳴る…。いつの日のあなたも、鮮明に心に焼きついている―――。
「楽しいってか楽しませるよ 絶対! …そんで、もっと いっぱい見たい。おとぎちゃんの笑顔」
「……な」
「それ」
「! 一くんっ」
「僕も ご一緒していいですか」
「えっ…なにが」
「あぁ いいよ、一緒に行こうぜ。3人で」
『9月号の卯月ココ先生のコメント:表紙と扉リクエスト描かせていただきました。ありがとうございます。』
次回14話は10月号、ま まさかの展開……です。3人で花火大会って…どうなるの!?
3巻12話|デザート2024年7月号
おとぎは いっこくに告白するが、振られてしまう。さらにケンカまでしてしまったけれど…? 忘れていった携帯に いっこくからのメールが……!
ep.12|ともすれば
本当の駆け引きは ここから。
「…でも ひとつお願いしてもいい?」
「うん」
「私が傷つくかもとか、期待させるとか させないとか、気遣って悩んでくれるのは ありがたいけど、本当に大丈夫だから普通に接してほしい。自分の感情の処理は、自分でする。一生 いっこくが好きになってくれなくても、どれだけ傷ついたとしても、自分の弱さを理解して向き合って、自分の中で昇華して立ち直る。私はそんなに弱くない。なめんな」
「わかった」
『7月号の卯月ココ先生のコメント:初めての表紙と巻頭と付録を描かせて頂けて嬉しいです。ありがとうございます。』
次回13話は9月号、いっこくの気持ちに変化が…!? 8月号はお休み
3巻11話|デザート2024年6月号
素を見せてくれなくなったいっこくに、感情をぶつけてしまったおとぎだけど…?
ep.11|いうなれば
まだ終わりじゃない… 会心の一撃くらわすまで、諦めたりしないわ。
「かわいい」
「知ってる」
「っ…いや まじで…、え…?どういうこと?」
「信じらんない可愛さよね 分かる。そんなことより、あんたが結構イイ奴って分かってきて、もうすでに友達な気もしてきたけど、この勝負続ける?」
「え、なんで? 続けるけど」
「…オッケ」
「勝負は勝負だし、それに、オレが勝つから問題ない」
「私の負けね」
『6月号の卯月ココ先生のコメント:いつもご感想など本当にありがとうございます。』
次回12話は7月号、少し吹っ切れたおとぎだけど二神くんが? 次号、“初”表紙&巻頭カラーで舞い降りる~!
3巻10話|デザート2024年5月号
おとぎはオリエン合宿以来、いっこくへの想いがさらに強まり告白するが、振られてしまい――
ep.10|ねがわくば
恋は甘いだけじゃない…なんて知ってるわ。
「振ったからって、気なんか遣うな」
「……俺、は……。そんな顔させたかったわけじゃない。…でも、どうすればいいか、なにが正解かわかんねぇ。ごめん、ごめんな」
『5月号の卯月ココ先生のコメント:子ヤギ見るのにハマってます。』
次回11話は6月号、表しか見せないのではなく…いっこくも揺れているのかも…?次号も必見!
3巻9話|デザート2024年4月号
想いがあふれて…いっこくに「好き」だと伝えてしまったおとぎ。ついに告白、いっこくの返事は……!!?
ep.9|あわよくば
本当は、あなたの声をすぐに聴ける距離にいたい――。
「大見得切っといてアタックの仕方がわかんない。ネットに書いてあったけど駆け引きってなんなの」
「…おい」
「今まで普通に接するだけで好きになってもらえてたからわかんない。告白っていうストッパーが外れた途端、今までしまってた気持ちぜんぶ口に出しちゃう。みんなどうやって抑えてんのこれ。どこでなにを学んできてるの。恋愛初心者すぎて分かんない。いっこく…なにしたら私のこと好きになる?好きなの…」
『4月号の卯月ココ先生のコメント:2巻が発売されました。よろしくお願いいたします!』
次回10話は5月号、本気の恋は簡単には進まないから…。次号も必見!
2巻8話|デザート2024年2月号
常に完璧美少女を演じてきたおとぎ。ついた異名は、その名も“心撃の天使(しんげきのエンジェル)”。ある日、誰にも見せないはずの裏の顔を、気になっていた完璧男子の一 刻(にのまえ とき)に見られてしまう。
でも同じく裏の顔があった一 刻に惹かれ始めるおとぎ。彼の裏の面での優しさも知り、密かに彼を“いっこく”と呼んでたこともいいねと言ってもらえて恋心を自覚。オリエン合宿以来、さらにいっこくへの想いが強まる一方だけど…?
ep.8|グラグラ
好きの気持ちがあれば、どこまでも行ける気がする…!!行っちゃえ!!!
「…私」
「ん?」
「大嫌いだった朝が楽しみになったの。いっこくのおかげで毎日が楽しくなったの。ありがとう。私に素を見せてくれて、素で接してくれて、ありがとう。好き。私いっこくのこと好きよ」
『2月号の卯月ココ先生のコメント:読んでくださってありがとうございます。みなさま、良きクリスマスと年末年始を!』
次回9話は4月号、3月号はお休み。