プチコミック 3月号 黒子に恋は、いりません。、1話 感想
※ネタバレ注意です※
全身 黒い服で身を固めているヒロインの里子は、人の恋模様を傍から見るのが好きな 高校教師です。
名前と服装から、生徒たちからは「黒子」と呼ばれており、本人も それを受け入れています。
恋の表舞台に上がらない と決めたのは、小学校の頃から 社会人になるまで、恋愛関係で様々な苦い思いを し続けてきたからでした。
とどめとなったのは、前職の勤務先で 付き合っていた同僚が既婚者だったことです。
その出来事がキッカケで 地元に戻り、母校の教師になりました。
母校には、里子の学生時代を知る 豪先生がいます。
あけすけで 親しみやすく、女子高生の恋の相談にも乗ってあげるような先生です。
そんな豪先生へ 相談を持ちかけた女子生徒の片思いの相手は、容姿端麗・品行方正・成績優秀な王子様男子の 成宮でした。
しかし、豪先生が与えたキッカケも むなしく、女子生徒は 成宮に振られてしまいます。
そんな成宮が 人気のない美術室で、他の女子生徒とHなことをしているのを 偶然、里子は 目撃してしまいました。
うろたえる里子を よそに、成宮は里子にキスをします。
赤面するも すぐに冷静さを取り戻した里子は、恋なんていらないの、と――――
美麗な絵が魅力的な、わたなべ志穂先生の新連載が 始まりましたね!
イケメン2人とヒロイン里子の 三角関係へと発展することが予想でき、表紙からワクワクします。
いつもならば第1話で、どちらが相手役になるか、ある程度 予想できるのですが、今回は どちらに転ぶか、ちょっと分かりませんね。
雑誌の表紙、巻頭カラーの見開き表紙からは、同僚の豪先生ルートかと思えましたが、豪先生の左手薬指に 指輪が光っていましたので、生徒である成宮ルートの方が やや有利のようにも感じます。
同じ禁断の愛でも、不倫か 男子高校生か、なら男子高校生との恋愛の方が より魅力的かな、と個人的には思います。
ただ、豪先生も 成宮も、危うい色気が溢れていましたので、どちらでもドキドキするような展開になるだろう と胸が高まりました!
クールに心を閉ざした里子が、恋愛トラウマを乗り越え、どのように成長していくのか とても楽しみです。