別冊フレンド 5月号 毎日キスしていいですか?、最終話 (16話) 感想
※ネタバレ注意です※
ホテルに泊まることになった クルミと凪生。
電話で 親に報告をします。怒られた2人は 恋人らしいことは何もしないで、一夜を過ごしました。
「また今度できるよ、これからも ずっと一緒なんだから」
翌日、クルミと凪生を 家で待ち構えていたアタルは、2人を叱り、そして 凪生に言います。
「くるみの過去も 未来も、大事にするのが「好き」ってコトじゃねーのかよ、オマエに その覚悟があんのか」
凪生は、クルミが卒業するまで 恋人らしいことはやめる、と決断しました。
「そこまでしなきゃ、俺 自分に歯止めきかなさそうだし」「“ずっと一緒”って 言ったじゃん、きっとガマンも必要だよね」
不安に思いながらも、クルミは納得します。
春休みが明けて、凪生は受験生に。クルミと凪生は あまり会えなくなってしまいました。
「…こんな、つき合ってるのかも よくわかんない状態で」「これから なぎちゃんは もっと忙しくなって、卒業しちゃって、来年は わたしが受験生で …2年なんて長すぎるよ」
精一杯 クルミの事を大事にしたい凪生は、クルミを秘密基地に誘い、自分の話を始めます。
家族に手を上げる父親、自分を見てくれない母親。凪尾は ひとりになりたくて秘密基地を作り、そして クルミと出会いました。
(自分に意味を 見出せない俺に、くるみが ソレを与えてくれた 気がした)
両親が離婚して クルミと離れてしまったけれど、いろんな人と出逢い、夢中になれるものができて、少しだけ前向きになれた凪生は、自分の足で ちゃんと立って、もう一度 クルミに会いたいと思っていたのです。
「人を好きになると 強くなるね」「俺はソレを、くるみに教えてもらったよ」
「…そんなの わたしもだよ」「なぎちゃんに、いっぱい もらった」
泣きながら、笑いながら、お互いに「大好き」を言って 絆を確かめ合う2人でした。
クルミの卒業後 2人はキスをして、「…これからは 毎日キスできるね」と話します――――
クルミが好きだからこそ ケジメとして、手をつなぐことも ハグも キスも我慢することを決めた、凪生の真面目さが とても格好いいと思いました *≧▽≦*
そんな凪生の頑張りを、アタルも 認めてくれていたでしょうね。
亡くなった母さんのぶんまで 何があってもクルミを守る。そんな思いで クルミを大事にするアタルは、ステキなお兄ちゃんです ^_^。
そして、卒業後の大人っぽくなったクルミが すっごく可愛い!!!
クルミと凪生が ケジメの2年間を乗り越え、キスをするところで終わり、めちゃくちゃキュンキュンしました *^▽^*