デザート 12月号 まいりました、先輩 最終話 感想
※ネタバレ注意です※
ある日、世里奈の机に書いてあった ラブソングの歌詞のラクガキ。それを書いたのは １コ上の水川先輩でした。
先輩の 不器用な優しさに触れ、どんどん好きになる 世里奈は、そっけなくされながらも 猛アタック！ 思わず告白＆付き合うことに！！！
キスしたり、お泊りしたり、“初めて” も経験して… 恋人として ステップアップ中♡
受験をキッカケに 距離を置き 期間を経て、より強い絆で 先輩の卒業を迎えた ２人は、それぞれ 大学生になります。
これからの道を考えて 不安になってしまった世里奈だけど…？
水川先輩のおかげで 世里奈の不安は すぐに解消されたものの、入れかわりで 今度は水川先輩が “世里奈の気持ちが 離れているんじゃないか…” と不安になってしまう事態に。
でも、水川先輩の 世里奈への「好き」という気持ちは まったく変わることなく、誤解も解けて 無事に解決しました。
お互い忙しくて 会うこともままならなかった 世里奈と水川先輩の、久しぶりのデートの日が やってきます。
世里奈は 水川先輩へ、これから会えるけど 恥ずかしいから デートの前に、スマホで書いた 長い手紙を送りました。
世里奈の手紙「先輩、」「あなたは世界で最も素晴らしい 地上最高の人です」
「本当に 最高の人物なんです。
あなたに辛いことがあれば 全力で守ってあげる なんだってする
常に あなたを気にかけていて 何かあれば 絶対助けにとんでいこうと 待ち構えてる そうゆう人が あなたにはいる 世界に大事にされるに値する人
この世の 小さな幸せも 大きな幸せも 全部あなたに集まってほしい
何よりも 重要で重大で 尊くて 価値ある存在です
完璧な人間なんて いないとわかってるけど 私にとって あなたは完璧です。
自分勝手な行動しちゃった後は このことが伝わってない気がして不安になります ごめん。おわり。」
世里奈の誕生日をお祝いするため 水川先輩は何と、バイトで貯めたお金で 世里奈をグアムへ連れて行ってくれます！！！
もちろん、大喜びする 世里奈です。
世里奈（先輩！ 先輩！ 何度でも 夢の中へ連れていってくれる）
（私の気持ちに 限界はないみたい どこまででも 先輩を好きになってる）
夕焼けのビーチに ふたりきり、生まれ変わっても 一緒にいることを誓う 世里奈と水川先輩。
水川「俺たちが付き合って 最初の冬に… 校庭の… 雪にラクガキしてあって、その横で ごろごろしてたこと覚えてるか？」
「雪の中で、世里奈の笑った顔が すごいかわいくて いつも通り 学校行った、何でもない日だったし、 話してた内容も どうでもいい ささいなことだったと思うけど」
「あの時の雪の中での 世里奈の笑顔が ホントにホントに かわいくて」
「 「あ、 俺、死ぬ時 思い出す景色 これがいいな」 「それだけを楽しみに 残りの人生 生きてくんでも別にいいや」って 本気で思ってた」
「本気で… 思ったんだよ…… 世里奈…」
話しながら、水川先輩は 静かに涙を流していました。
あの歌詞みたいになりたい と思い、いつのまにか それを超えていた、ふたり。
この日、流れ星のネックレスをつけていた 世里奈の願いは、『どうか これからも ずっといつでも どこでも あなたが、私の愛を 感じてくれること』。
そんな世里奈の願いに、キザな水川先輩が しっかり応えてくれます。
砂の中に隠していた 一輪のバラを、世里奈に見せて――――
水川「これからも ずっと一緒に生きてください」
世里奈「…もちろんです 先輩…」
