8年ぶりに再会した 高校時代の元彼・紫月と、復縁した 里世。大きな仕事を終えた二人は 箱根へ小旅行に。里世は 遠慮する彼を引きとめ、ついに 初Hを…♥ しかし 愛を確かめ合う中、紫月の携帯に 実家の母から「父が倒れた」との連絡があり…!?
最終話 3巻 プチコミック 2月号
🔽 不器用な大人の復縁ラブ、感動の完結!!✨ 個人的 大大大注目シーン!!✨😭
紫月の母「日向野さん?」
里世「はい」
紫月の母「紫月には お見合い候補で いい方がいるの 引いてくれません?」
紫月「お母さ――」
里世「すみません」
「私は 以前 一度 紫月さんから離れて とても後悔したんです」
「だからもう 引けません」
「もう後悔は したくないんです」
紫月の母「紫月が ずっと恋してたのは あなただったのね」
「紫月の心に 昔から誰かいるのは 気づいてました だから 電話をもらって そのあなたに会ってみたくて」
紫月「家のために決めた女性と 結婚してほしかったんじゃないんですか?」
紫月の母「確かに 家柄を気にした時期はありました あなたには それがいいと 思い込んで」
「でも あなたが幸せになるなら 実際は それが一番」
『 里世 行ったほうがいいよ 紫月に会いたいってことでしょう?」 』
紫月「――――もっと ちゃんと 俺が話すべきだった…」
「里世は 幼い頃 出会った時から」
「自分で気づかなかったことを 教えてくれた」
「その真っ直ぐな言葉に 今まで幾度も救われた」
「彼女のことが 好きなんです」
「俺は彼女と一緒に 未来を歩きたい」
紫月の母「二人の話を もっとしっかり聞きたいのだけど いいかしら?」
『出版社 小学館/宮園いづみ さん』