デザート 7月号 おはよう、いばら姫、最終回 感想
※ネタバレ注意です※
ついに完結ですね!!!カラーがステキで最初から泣きそうになってしまいました・・・!
志信さんからの手紙に返事を出すように、志津の“今”を語るようなモノローグ――――
“志津の毎日” を綴ることにしたノートの、最初の1ページなのかなぁ。
カナトのお家に行って話を聞いたり、お母様から「ありがとう」という言葉を頂いたり、写真を貰えて顔が分かったり、“志津のなかの霊たちの1人”ではなくて、“奏人くん”という1人の存在と向き合うことができていましたね ^_^。
写真と共に、そのことも志津の大切な宝になったと思います。
志津は寂しくても、哲と 宝箱に詰まった大事なもののおかげで、しっかりと前に進めていたことが とても嬉しかったです!
いずれ きっと、哲と志津は同じ大学に通うのでしょうね *≧▽≦*
哲が教員免許を取って、サッカー部の顧問になりたいと思っていたことには ウルっとしてしまいました・・・。
哲なら絶対に叶えるはず!!!しっかり者の涼も味方ですし *^_^*
涼は髪が長くなっていて、ずいぶん女の子らしくなりましたね!カワイイ♥
千尋の家のケーキ屋さんでバイトを始めることにしてましたし、恋が進展することを願ってます!!!
志津とお父さんの関係も、いつか必ず良くなると信じることができました ^▽^。
また、志信さんへの想いについても、お父さんは きっと良い方向に変わってくれるんだろうなぁと思います。
お父さんを見守っている志信さんの姿は、見えない現実でもあり ただの幻想でもあり・・・という気がしました・・・。
志津の笑顔にハルさんの面影が残っているように、亡くなっていても大切な人と過ごした時間は思い出となって消えないけれど、見守っていてくれているか どうかは、生きている人間の気持ち一つなんだと思います。
大切な あの人たちが見守ってくれている、そう思うことはステキなことだと、私は感じました ^_^。
志津がノートに綴る言葉は、どこかで見守ってくれている志信さんに語りかけながら、志津が自分自身の これからの人生を、どう生きていくか指し示していますね。
でも最後は「…あぁ そうだ ところで志信さん、カップルって なんですか?」で終わっているところが志津らしいなぁと思いました!
哲と志津が見た“同じ夢”は、いつか きっと現実になるのでしょうね ^▽^。
みれいさんが 玲さんだとは知らない哲に、目覚めた玲さんの口から本当のことを哲に話し、その後は幸せな時間が ゆっくりと流れていくのだと思います。
長い眠りから目覚めた玲さんに最初にかけられる言葉も もちろん「おはよう」で、そして笑い合うのだろうなぁと想像できる、そんな美しい映画のようなラストシーンでした。