もくじ
パーフェクトワールド、30話&31話 感想
※ネタバレ注意です※
Kiss(キス) 8 月号 パーフェクトワールド、30話 感想
今回は、大地震が発生して深刻な被害が起きている状況の中で、つぐみが鮎川を探しにいく、という内容…。
現実に長野でも地震が起きていたので、本当の出来事のように思えて、今回は心底ゾッとしてしまいました。
そして今回の内容は、地震などの災害が起こった時に、障害のある人が どうやって救助してもらうのか、さらには偶然その街に来ている障害のある人が、地域のコミュニティからは漏れてしまう可能性があることなど、現実の世界でも考えるべき問題が描かれていると思います。
つぐみが是枝くんや 圭吾さんと連絡を取るのに、電話がつながらないからLINEを使っていたシーンからは、実際の災害発生時でも起こっていたと、聞いたことがあるのを思い出したりしました。
その つぐみは、まず是枝君と連絡をとり、圭吾さんと一緒に鮎川の家に行くことにして、家族にも納得してもらっていましたね。
つぐみのお父さんは 鮎川と付き合うことに反対していた経緯もありましたから、仕事の付き合いに変わったといっても、こんな時に つぐみが鮎川を単身で助けに行く、と言う事には やはり心配だったと思います。
圭吾さんが鮎川を心配して、つぐみと一緒に動いてくれて本当に良かったです。
その後、是枝君が長沢さんと合流して、一瞬ホッとしたのですが、その長沢さんから鮎川が ひとり倒れているとすると、かなり危険な状況だということを聞いて、…つまり鮎川が死ぬかもしれない、という内容が とてもショックでした。
まだ彼と連絡も取れず、見つかってもいないので、本当に倒れているのかも分かりませんが、こういうことになる可能性があるのだと、現実を目の当たりにした気がします。
今回の最後は、つぐみと圭吾さんが鮎川の家に入って、書斎の様な部屋で棚が倒れているところに、つぐみの「鮎川が!?」という叫ぶシーンで終わってしまいましたね。
彼の姿が描かれてはいないのですが、つぐみは見つけた という事なんでしょうか。
次回を早く読まないと、鮎川が助からないような気がして、焦ってしまいますね・・・。
早く続きを読みたいです!!!
Kiss(キス) 9 月号 パーフェクトワールド、31話 感想
つぐみと圭吾さんが、鮎川を発見できましたね!
これで鮎川も助かりました、本当に良かったです…!!!
家の中で鮎川は 倒れてしまっていましたが、家の外などで倒れて見つからない・・・という事態にならなかったことに、ホッとしました。
つぐみと圭吾さんが 鮎川の家まで行けないという可能性もありましたから、ちゃんと家まで行くことが出来て、鮎川を見つけることが出来て、とにかく安心しました!
鮎川が 誰もいない家の中で助けを求めていた、というところでは、障害のある人の生活や その危険さを実感します・・・。
いつもは何があっても大丈夫なように、車いすに色々つけていても、家の中では確かに安心してしまいますよね。
実家だったとしても、大災害は いつ起こるか分からないし、気が抜けないのだと思うと、その生活の辛さが 少しだけ理解できたような気がします。
その後、鮎川が 圭吾さんの家を心配して、大工さん達に連絡を取り、圭吾さんの家の応急処置をしてもらったシーンは、みんなの優しさに感動しました!!!
圭吾さんの家に関わっている人が みんなで手伝いに来てくれた、ということも嬉しかったですし、自分の関わっている家が どうしても気になってしまうというところに、職人気質の様なものを感じますね。
人が集まれば 短い時間で終わる、といっても、大地震の後に駆け付けてくれたからこその時間だと思ったので、みなさんの仕事へのプライドも感じましたし、また 圭吾さんの感謝する気持ちが良く伝わってきました。
さて一方で、是枝くんと長沢さんが 車で松本に向かっているわけですが、その車の中での会話が とても印象的でした。
この災害を経験して、鮎川が 今までと少し変わってしまんじゃないか、自分との関係が 変わってしまうんじゃないか、と長沢さんが心配していましたが、確かに そうなってしまうんじゃないか…と思います
通常にはない経験をして、考えが少し変わるだけで、違う人間になってしまうように感じるかもしれませんね…。
そして それは、是枝と つぐみの関係にも言えることかもしれないので、少し心配になりました。
そして、つぐみと鮎川が やっと避難所になっている体育館に着くことができましたが、しかし鮎川は ここにはいられない、と言い出したところで 今回は終わり、続きが とても気になります…!
鮎川が何を考えてこう言ったのか、また、ここにはいられないならば どこに行くつもりなのか、つぐみは どう対応するのか、是枝くんと長沢さんも合流できるのか…、とても気になることばかりです。
次回を早く読みたくて、待ち遠しいです!!!