Kiss(キス) 1月号 パーフェクトワールド、43話 感想
※ネタバレ注意です※
つぐみのお父さんに ついに認めてもらえて、本格的に付き合い始める事ができた つぐみと鮎川。
2人は 善光寺へと観光に来ていました。幸せを噛みしめる つぐみです。
しかし、お父さんに認めてもらう、という 大きな目標を乗り越え ホッとしつつ、つぐみは 鮎川の気持ちが気になっています。
1ヶ月前、お父さんは つぐみに、東京に戻ったらどうだ？ と言ってくれました。
在宅介護サービスを頼もうと思っている、これからは 頼れる人に助けを求めていく。お母さんと そう話し合ったので、お父さんは「もう十分だから 自分のことを一番に考えてくれ」と つぐみに伝えてくれたのです。
つぐみは クランベリーズに戻れる事になりました。
そして、鮎川と2人で1日を過ごしている この日、つぐみは 鮎川と一緒に、一度 東京へ戻る事になっています。
私たちは もう何も焦らなくていい、ゆっくり進んでいければいい。そう思う つぐみですが、（……でも、プロポーズは ないのかな……）と 気にしているのでした。
夜、つぐみと鮎川は 圭吾さんと楓さんの新居を訪ねています。
鮎川が設計したお家で 楓さんは、ストレスなく過ごせていて「本当に私 この家にいると、車イスに乗ってること 忘れそうになるもの…」と言ってくれました。
素敵な夫婦になっている 圭吾さんと楓さん。でも 実は、楓さんは 終活を始めていたのです。
「楓がいなくなったあと 俺がどう生きていくか、ここは どんな店にしていきたいか、どんなメニューがいいか、できるだけ 一緒にイメージしておきたいと
これは覚悟してたことだから、この家で 二人で暮らして、その先のことまで 楓と共有していられてること、かけがえがない
俺たちは ちゃんと夫婦になれた、そのままの形で 終わりを迎えられる、幸福なことだよ」
圭吾さんと楓さんの 強い絆を 改めて知った、つぐみと鮎川。
すると 鮎川が、「わかったんだ、ずっと考えてたこと……」と 話を切り出します。
顔を赤くしている鮎川の事を心配する つぐみですが、実は 鮎川は――――
鮎川のプロポーズ、最初は ちょっと失敗した感じになっちゃいましたね。つぐみが喜んでいたのですから 問題はありませんけど！
しかし 寄り道して、もう一度 プロポーズしてくれる鮎川に めちゃくちゃ感動です…！！！
「俺たち 二人の間で できる限り、生涯を忘れる時間を作れたら幸せだな って」
自分のことは できる限り 自分でやる、つぐみの負担をかけないよう 最大限に努力する。その言葉だけでも 鮎川の、つぐみへの たしかな愛情を感じて グッときますが、「本当に困って どうしようもならない時は、川奈に向かって、叫ぶよ」という言葉には 鮎川の、つぐみへの 強い信頼が表れている気がして、感動を抑えきれず 泣いちゃいました。
結婚の約束をした つぐみと鮎川。この後の展開が すごく楽しみ！
次号は お休みで、44話は 3月号ですね。早くも待ち遠しいです。
