別冊フレンド 11月号 PとJK、CASE 40 感想
※ネタバレ注意です※
唯ちゃんも警察署で、功太くんに“過去”を話している展開に入ったでしょうか?
ただ、その顔は「私のことも信用してほしい」という表情には見えないような…。
話す気になったというより、お巡りさんの出方を試そうとしてる感じかな、って気がしました。
功太くんの険しい表情が、また不安を煽りますね >_<;
一方で、カコちゃんたち4人・銭湯組は 賑やかですね!
騒いでるのは ほぼジロちゃんと三門だけだけど…と思ったら、カコちゃんも暗いまま、でも思い切りキレて「この秘密主義ヤンキ――!!」なんて悪口を言うから 笑っちゃいました ≧▽≦
仲間外れのショックが あまりにも大きいのは分かりますが、喋らない時と叫ぶ時の差が激しすぎる(笑)
それに、“仲間外れ”というのは カコちゃんの勘違いというか、たまたまカコちゃんにだけ 言う機会がなかっただけ、と言えるんじゃないかな。
三門が 大神くんと唯ちゃんの関係を知っていたのは 大神くんの「つい… ポロッと…」が原因だし、ジロちゃんも 唯ちゃんが過呼吸を起こしているところに遭遇した、という偶然があったからってことですし。
普通ではないけど 偶然は偶然だから…、“カコちゃんだけが知らなかった”のではなくて“三門とジロちゃんだけ たまたま知った”と言った方が正しいでしょうね。
さらに、カコちゃんと唯ちゃんの仲の悪さを気にして、大神くんの意志としても あえて言わなかったことにも納得できます。
即答で キレる妹が怖いと言っちゃう大神くんと、超わかっちゃったカコちゃんが 面白すぎ(笑)
しかし、基本的に兄弟であることを隠しているのは、本当に 面倒くさい以外の理由はないのですね!?!
カコちゃんが“面倒くさい人代表”みたいになってて ちょっと可哀想でしたね、ジロちゃんが追い打ちかけてくるし ^▽^;
隠してること自体にも 何か深い意味があるのかな?という予想は外れましたが、でも唯ちゃんが父親に狙われている という真実には、やっぱりか…と思いました。
大神くんにとって 血の繋がりのない人とはいえ、「ヤバいヤツ」って言うなんて 相当ヒドイ人なんでしょうね @_@;
のぼせた大神くんの代わりに、ジロちゃんから その真実を聞くことになるとはビックリな展開でした。
刑務所を早くに出所してしまった父親が 唯ちゃんを連れ戻そうとしていること、そんな大変な事情をジロちゃんが言うって、本当だったらダメなことだと思うのですが、「あいつは優しすぎて言えないから、俺が言うよ」と前置きしたところに、ジロちゃんの男らしさを感じた気がします!
カコちゃんに話すことの 心の負担や責任を、ジロちゃんは大神くんの代わりに背負ってくれたのかな?と思いました ^_^。
そのことを大神くんが(…本当に俺は卑怯だな)なんて考えてしまうのは悲しいですね…。
ジロちゃんは、大神くんに そんな風に思わせたくて話しているわけではないはずだし、ジロちゃんの「どこまで言えば全部なんだよ キリねえじゃん、俺 そういうの どーでもいいよ」という言葉からも、大神くんに対しての 友情の強さを感じました。
「俺は平ちゃんじゃねえし、唯ちゃんだって平ちゃんじゃねえのよ?」
今回のジロちゃんは すごく格好良くて、カコちゃんも いろいろ気づかされていましたね!
ただカコちゃんとしても 最初から、無理矢理 大神くんから話を聞きだそうだなんて思っていなくて、隠している事情の内容よりも 大神くんが“自分を信用してくれているのか・信用していないのか”ってことの方が気になっていたと思います。
だから、カコちゃんを信用している と分かる言葉を、それだけは直接 大神くんの口から、カコちゃんに言ってあげてほしいです…。
大神くんの回想の途中で 今回は終わり、大神くんと唯ちゃんの間に 何か起こることは明らかで、すごく不安になってしまいました >_<。
唯ちゃんのお父さん…、すごく普通の人に見えたけれど、唯ちゃんのお世話をしないどころか まともに食事も与えていなかったのですね…?
大神くんのおかげで 久しぶりのちゃんとした食事ができたことを喜ぶ顔、胃痛を起こしても訴えることはなく 大丈夫だと言って謝る姿、まだ幼い唯ちゃんが 本当に可哀想でした…。
唯ちゃんの父親と 大神くんのお母さんは、結局 籍を入れたのかどうかも まだ分からないけれど、どちらにしても 大神くんと唯ちゃんは 紛れもなく“兄妹”だと思います。そう呼べる絆が生まれていました。
そんな2人を引き裂く出来事とは 一体どんなことなのか…、次回も気になりすぎます!!!