もくじ
群青リフレクション、act.20&act.21 感想
※ネタバレ注意です※
りぼん 6月号 群青リフレクション、act.20 感想
氷上監督 新作映画で、共演する事になった 心晴・漣くん・景ちゃん。
心晴は「私、ヒトころしそーに見えます…?」と 殺人犯役に選ばれた事に動揺し、漣くんは(…言わなきゃよかった…)と どんよりしています。
共演すると分かっていたなら 心晴と付き合い始めた事を 紺野にも言わなかった。そんな悩みを抱えてしまった 漣くんに、景ちゃんは「あんまり気イ遣われたら 俺の方が困るし 意識しないでいいから」と言ってくれました。
優しい景ちゃんは、心晴の事も いつも通り 励ましてくれます。
ちょっとだけ 不安はあるけれど、漣くんと遠出できて 嬉しいし、恋人としても 女優としても レベルアップできる予感がする、という 前向きな気持ちで、撮影場所の北海道に到着した 心晴。
撮影は 明日から。ゆっくり休める 初日の夜に、心晴は 漣くんとお喋りしようと ウキウキしている様子です。
でも、2人の関係がバレたら 面倒になる事を分かっている 漣くんに、「撮影終わるまで そーゆーの一切ナシ」と言われてしまいました。
両親がいない 心晴は昔、親戚の家? でお世話になっていたようです。
最初は 優しく接してくれた、そのご家庭。でも 次第に、邪魔者扱いされるように……。
ツラい過去を思い出してしまった 心晴は、漣くんの気持ちも 疑ってしまいます。
「漣くん、ほんとに 私のこと好き………?」
泣き出して 漣くんの前から逃げ出した、心晴。そんな心晴を 励ましてくれたのは、景ちゃんで――――!?!
景ちゃんが抱く 心晴への気持ちも、恵ちゃん自身が気づいてない 景ちゃんの気持ちも、氷上監督は すべて見透かしているのでしょうね。
だけど それは、氷上さんの勘違いだという事にしようとする 景ちゃんの笑顔、切ないです… T_T。
いつか きっと、景ちゃんにも 限界が訪れると思うので、その時に 誰も傷つかなければ いいな、と思います。難しいかもしれませんが…。
それから、心晴の性格についても 見抜いて、キャストにさえ 誰が殺されてしまう役なのか 教えない氷上監督は、やっぱり スゴイ人だなぁ、と感じました。
作品への愛がなければ、人ごとに 違う台本を渡す、とか できませんよね。
今回の映画の設定と 心晴・漣くん・景ちゃんの関係が似ているのは、果たして 本当に 偶然なのでしょうか…??
りぼん 7月号 群青リフレクション、act.21 感想
冬の山に入ったり 木に登ったり、なかなかハードな撮影の日々を送っている 心晴・漣くん・景ちゃん。
合間の休憩時間に スタッフさん達と雑談していると、流れで 心晴の小さい頃の話になりました。
小学生の時から 心晴の事を知っている 景ちゃんが、心晴は 昔、“めちゃくちゃ”とんがっていた女の子だったと バラします。
「でもそれさぁ、その後 何が心晴ちゃんを丸くしたの?」
次のシーンの準備が始まったため、スタッフさんの質問に ハッキリと答えないまま、その話は 終わりました。
撮影が終わると、蓮くんから 心晴に話しかけてくれて、この前の事について 謝ります。
そして、今日の夜 流星群を見に行こう、と誘ってくれたのです。
嬉しすぎて 疲れなんて忘れちゃう、心晴でした。
蓮くんとの待ち合わせに向かう前、景ちゃんの体調が悪い事に 気づいた心晴。
大げさにしたくない景ちゃんは「明日 札幌まで出て番宣あるし… 早めに寝れば 良くなるよ」と言います。
心晴は 景ちゃんの部屋まで付き添い、毛布や 飲み物や 加湿器の用意をしてあげました。
「ありがとう…、…ごめん、自己管理も出来てないとか ほんと情けない…」
「そんなことないよ! きっと疲れが出たんだよ、景ちゃん いつもがんばりすぎだもん!」
そして 心晴が「何か他に欲しいものある!?」と聞くと、景ちゃんは 手を伸ばします。
その手を握ってあげる 心晴。2人は 小学生の時の林間学校で、こうして手を握り合った事を 思い出すのでした――
心晴のスマホに 連絡が入り、画面を見る心晴の表情で それが蓮くんからのものだと察した 景ちゃん。心晴は「ちがうよ?」と言ったけれど…
「ほらほら 景ちゃん寝なきゃ治らないよ! 私 行くけど 何かあったら連絡してね おやすみ!」
景ちゃんは 心晴の腕を掴み、「行かないで」と言います――
翌朝、心晴は 蓮くんに、昨夜 約束を すっぽかしてしまった事を、謝罪しました。
すると、疲れて 寝落ちしたのだろう と、笑って許してくれる 蓮くんです。
その時 テレビに、番宣のため出演している 景ちゃんの姿が。
景ちゃんは なぜか「柊心晴さんと 僕は、おつきあいさせてもらっています」と宣言して―――――!?!