La・La(ララ) 9月号 砂漠のハレム、第34話 感想
※ネタバレ注意です※
カルムに届いた 王妃からの書状、王がいる東州への呼び出しだったんですね。ミーシェと一緒に 来い、という…。
東州に到着したら、ガッチガチに緊張してる上に アーレフの姿を目にしてしまって、しかも 王から とんでもない王命を受けたミーシェが 可哀想すぎます >_<。
北州での一件について ミーシェが 王直々に褒められたのは嬉しいけど、王妃の威圧オーラは いつも以上に怖いし…!
「――単刀直入に言おう、アナトリヤとの同盟維持の為、貴方には人質として アーレフ王の元へ行ってもらいたい」
「昨日 アーレフ王から進言があった、その娘を引き渡すのなら、人質としての効力がある間は カタートとは接触しないとの事だ」
危険な橋は渡りたくない、アナトリヤとの争いを避けたい、っていう 王の気持ちは分かるとしても、拒否権がないミーシェに そんな王命を出すなんて……あんまりですね T_T。
カルムの「忘れろ」って ミーシェへの提案、ホント無理すぎて 吹きました(笑)
王命、という言葉の重みを ちゃんと分かっているミーシェは、カルムのために 人質の件について 知らんふりはできないし、一方 カルムは、ミーシェのため 絶対に阻止しようとしてくれてるんですよね…。
「ならば教えてやろう、人質になるという事は 再びあの男に 命を握られるという事だ、一日二日の話ではない、先日あの男に対し 震えていたお前が、長期間それに耐える事ができるのか?」
いつもより少し 言葉に冷たさを感じるけど、それも ミーシェのためを想うからこそ。
ヤスミンの死を無駄にしないためにも アナトリヤとの関係悪化を避けようとしてきたカルムが、今いちばん ツラい気持ちでいるのかもしれないな…と思いました ;_;
どうして自分が 人質に選ばれたのか、その理由が分からないミーシェは、メフライルに「それだけカルムの存在は、大きくて邪魔だって事だよ」と言われても 全くピンときている様子がなかったけど、…あれですよね。前回の浴室での事が 関係してますよね。
「――この娘が、お前にとって どの様な存在かの 確認だ」
カルムの様子から、カルムにとって ミーシェは とても大事な存在だという事を、確信した アーレフ。
邪魔なカルムを押さえつけるには ミーシェを利用するのが手っ取り早い、そう考えたのではないでしょうか @_@;
メフライルの部下とアーレフの部下の ケンカ。そこから さらに嫌な感じになってしまい、メフライルとアーレフが 一触即発…。
とりあえず その場はカルムによって収められたとはいえ、初めて目の前で 直接の衝突を見たミーシェは、思っていた以上に 両国の関係は危ういのだと知って、カルムが何と言っても 王命を受けざるを得ない、自分が人質になるしかない……なんて考えてしまっているのでは >_<;
一体この問題は どうなっていくのか、次回が気になりすぎます…!!!