Cheese!(チーズ) 8月号 水神の生贄、41話 感想
※ネタバレ注意です※
水神は アサヒに言います。神の力は益々 弱まっていく、尽きて消えてしまう前に おまえを元の世界に帰す、と。
「…だから…… それまで、私と共に、居てくれ」
アサヒは 涙を浮かべて「…うん……」と答えました。
涙を拭い 笑顔を浮かべて、水神に 何をしたいか尋ねるアサヒ。でも 水神は 特に何も思いつきません。
そこで、アサヒの提案で 一緒にご飯を作る事にするのです。
アサヒは スバルに、「帰ることにした！ 元の世界に」と報告しました。
そして、それまでに思い出づくりをする と話すアサヒに、スバルも ついて行く事に。
しかし その前に、アサヒは 黒瀬に会いに行きます。
かなり具合が悪そうな 黒瀬に、アサヒは「私たちの世界に 帰りたい？」と問い掛けました。
帰りを待ってる人も 多分いない。でも、帰ったら いろいろ やり直したいことはある。そう話す黒瀬。
アサヒに励まされ、黒瀬は 元の世界へと帰る事に 前向きになった様子です。
その後、アサヒ・スバル・水神は、川で 食材の調達。魚を獲ります。
風を感じ、水に入り、空を見上げた水神は 思いきり笑いました。
（ああ、世界はこんなに 美しかったのか）
すっかり遅くなってしまった 帰り道、水神には 先に部屋に戻ってもらい、アサヒは 月彦と話しに行きます。
元の世界に戻った時に 手に入れた、月彦のお母さんの写真を渡しました。
アサヒは 月彦に、お母さんのいた世界に行きたいか、聞いてみます。
「…いえ、母はこの地で眠りにつきました …魂はここにあります だから私も…ここにいます」
月彦は アサヒが元の世界に戻る事を察し、寂しくなりますね、と言いました。
スバルは アサヒに、「君が好きだよ 有紗陽」と伝えます。
「…君の、心が… 魂が、どこに在っても」「君は僕の、初恋だから」
涙の雨が降る中、スバルは 笑顔で伝えました。
アサヒは 水神のもとへ急ぎます。水神に抱きつき、キスをするアサヒ。
「…伝えなくちゃ と 思って、水神様、好きだよ…！」
言っておかないと後悔すると思って…と言って アサヒに告白したスバルの気持ちが、アサヒには すごくよく分かったのだろうな…と思います。
だからアサヒも、水神に「好き」と伝えずにはいられなくなったのかなぁ。
アサヒの告白に キスと涙で応えてくれた水神ですが、本当に もう消えてしまうのでしょうか…！？！
朽ちて、アサヒへの愛を置いていくことに 恐ろしさを感じている水神。
どうにか 2人の愛を守る方法ってないのでしょうか！？！
次回、アサヒは 本当に元の世界に戻る事になるのか、とても気になります…！！！
