鉄壁ハニームーン 10話 2巻ネタバレ注意

投稿日：2019年9月21日

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花ゆめAi　Vol.12　鉄壁ハニームーン、10話　感想

※ネタバレ注意です※

栄さんと水族館デートをしていたはずだったのに、どこかのホテルの一室に連れ込まれ、後ろ手に縛られ口を塞がれ、なぜか誘拐犯のプロポーズを見せられている、恵那…。

「お願いですサミア王女…、どうか私と結婚していただけませんか」

「ムリ。　帰らせてアザムさん。　　無理矢理連れてこられておともだちはしばられて　プロポーズなんて成立する？　　そもそも私を誰だと思っているの？」

「ラビア王国第5王女サミア様　13歳にして大学を飛び級で卒業した天才、聡明で美しく　第5王女ながら他の王位継承者も一目置く存在…、何よりカワイイ！　　ラビアのアイドル！！」

もちろん可愛さだけではなく、サミア様が将来得るはずの地位も、すべてが欲しい、と言った誘拐犯・アザム。

ナイフを取り出し、恵那の服を破いていきます…。

アザムは、恵那を恐怖で泣き叫ばせ、サミアを追いつめ婚姻届に「血判」を押させる事が目的です。

「…サミア王女、私に構わないで、大丈夫　こんな脅しに屈しちゃダメです」

ここでビビってたらアザムの思うツボ。恵那は泣き叫んだりしません。

「こんなプロポーズ絶対認められない！　　ムリヤリな結婚なんて　幸せになんか――――――――」

「君が考える「結婚」とスケールが違うんだよ、王位継承権下位のサミア王女を　“行動力”のある私が国のトップに引き上げる、素晴らしいプランだろう？」

卑劣なアザムは恵那の下着まで破りました。すると、サミアが「やめなさい！　ラビアの名をこれ以上汚さないで」と声を上げます。

そして、サミアはアザムに近づき……

「ねえアザムさん、ラビアの王族はね　「口にしてはいけない秘密」がたくさんあるの、わたしはあなたと結婚“できない”理由　これで察しなさい――――」

サミアは実は、女の子ではなく男の子だったのです。

それでも構わない、なんて言い出すアザムに体当たりした恵那のおかげで、ナイフはサミアの手に渡ったものの、形勢逆転とは言えず、状況はド修羅場…。

大混乱の中、恵那は思わず「…さっ、栄さん助けて！！」と叫びました。

すると、本当に栄さんが助けに来てくれたのです！！！

部下と一緒に部屋で突入した栄さんは、恵那の頭に “ぽん” 触れてから、サミアの「壁」になります。

そして、部下の方達があっという間に敵を全員確保した後、「恵那ちゃん大丈夫？」と心配してくれる栄さん。

恵那がいちばんケガをしているし、いちばん怖い思いをしたはずなのに、「ふたりともケガはないですか？」と恵那が言ったので、栄さんもサミアもビックリしています――――

ホテルの女性スタッフに変装して助けに来てくれた栄さん、かっこいいしキレイだし頼もしい！　さすがだなぁと思いました！＊^▽^＊

栄さんは王女の「壁」になる事がお仕事ですから、迷いなく一直線にサミアのところへ走ったけど、駆けつける時に一瞬恵那の頭を “ぽん” としてくれたおかげで、恵那の無事を確認できてホッとしてるだろう栄さんの気持ち、すごく伝わってきてキュンとしちゃいます 💖

そして、サミア王女が　実は第1王子だったとはビックリしました！　栄さんも知らなかったんですね！

影武者を立てても狙われる、なんて可哀相だけど、今回の騒動があったからサミアは本当の自分でいられるようになったんだな、と思うと少し嬉しくなりました。

しかし、恵那に怖い思いをさせたアザムの事は、絶対に許せませんね…！！！

恵那がものすごくムリして「大丈夫」と言ってるって事に、栄さんがちゃんと気づいてくれて、本当によかったです。さすが栄さん！

震えが止まらない恵那の泣き顔には胸が痛みましたけど、恵那を全力で甘えさせてくれる優しい栄さんに、キュンキュンしちゃいました！！！＊>_<＊

さて、次回はどんな展開になるのか気になりますね。11話が楽しみです！