La・La(ララ) 3 月号 図書館戦争 別冊編、INDEX.20 感想
※ネタバレ注意です※
予想外の展開に驚きました!襲撃は収まったんですね。
というよりも、見事に四回の襲撃を防いだ図書隊の功績と言っていいんでしょうね。
“謎のタレコミFAX”が誰の手によるものだったのかは分かりませんでしたが、しかしタレコミ元も木島ジン本人も、自分が信じる正義に向かって戦っているんだなぁと思います。
大事なのは これからの作品、そもそも万人に好まれる本があるワケないんですよね。
“戦い方”という点を評価する柴崎と、目指す未来は同じだと感じている郁は、木島ジンにとって理想的な読み手かもしれない・・・なんて思いました。
そして「木島ジンの世界」という、若い人の心に届く展示を開いていたことに、とても感動します。
若い読者に作者の意図を伝えるということは、木島ジン自身では手が届かなかったことなんですよね。
それを請け負った形の催しであり、人々の心に作者の真意が届いたことによって、「木島ジン作品の作品没収」要求を取り下げる力となった。
木島ジン本人らしき男性が、真剣に展示を眺める少年に遠い未来を託したかのように感じました。
本と表現の自由を守る方法は想像以上に色々あるんだなぁと、とても深いテーマだったんだなぁと、改めて思います。
木島ジンの話が終わると、仲直りに向けて郁が頑張る時でしたね!
興味津々の柴崎でしたけど、実は手塚とのことに関して郁は優しく見守ってくれていて、柴崎は見守られる側。
ステキな友情ですね!!!*^_^*
「カミツレのお茶」を飲んだ店で食事をしている間は楽しそうな2人が見れて安心しました。
きっと今回で完全に仲直りできるだろうとは予想してましたけど、まだちょっと たどたどしいところがありましたから。
食事が終わって少し気まずい中、男らしく頭を下げる堂上さんは流石ですね!
しかしワザワザ不動産のチラシを持ってきて、その他かかる費用を計算させるところが堂上さんらしい ^_^;
そうですよね、ここで終わったら ただの「トドメ」でしたよね。
でも「そんな金があったら ちょっとした婚約指輪くらい買えると思わないか」で思わず拍手したくなりました・・・!!!*≧▽≦*
「返事は」って目を逸らしながら照れる堂上さんにキュンとしちゃいます❤
年齢的に結婚という話が出てくるのは自然なことだと思いますが、まっすぐに郁を見つめる堂上さんのプロポーズがステキで、とてもドキドキしました *^_^*
仲直りと同時に、さっそく結婚へと向けて動き始めるとは、木島ジンの展開と同様、予想外でビックリです!
郁もビックリの連続で、それは もちろん嬉しいビックリで、(泣きたくなるほどの幸せを)実感することになる郁が早く見たい!!!
次号は2人の結婚式までを描く特別編ということで、楽しみで楽しみで仕方ありません・・・!*≧▽≦*