図書館戦争別冊編 38話 7巻ネタバレ注意

投稿日：2018年9月27日

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La・La(ララ) 11月号　図書館戦争　別冊編、INDEX.38　感想

※ネタバレ注意です※

そりゃあ手塚の気持ちとしては、柴崎をひとりで、奥村の自宅なんかに行かせたくはないですよね。たとえ、本という人質を奪還するためだとしても。

柴崎の責任感の強さを認めつつ、“頭が良くて弁が立つ、以外は普通の女”である柴崎のこと、めちゃくちゃ心配してくれている手塚にドキドキしちゃいました…！

「こういうことだよ」「男は腕力に物言わすって最後の手段があるんだ」

「危ないの分かってるからあんたに同行頼んでるんでしょ！　通報装置だって持ってるし」

だけど、家の中までは一緒についていってあげられない。手塚が心配するのは当然ですし、もちろん危険だという事は、柴崎だってちゃんと分かってますからね。

奥村を逆上させずに終わらせるのがいちばん良い、という認識はふたりとも共通していて、そして柴崎ならそれができる、と手塚が信頼してくれているところ。やっぱりステキなコンビだなぁって思いました！

プライベートでは、早く “ステキなカップル” になってほしいものですが＊≧▽≦＊

しかし奥村が、親と同居している自宅に柴崎を呼んでいた事から意外に思ってましたけど、まさか母親が出迎え、奥村と一緒に父親まで待ち構えていたとは…。予想外の展開で驚きました。

レファランスを頼みたいのは奥村ではなく、彼の両親。企みがまったく分からない中、それでも冷静に、レファランスを始めた柴崎はさすがですね！

とはいえそんなところが、面倒な親子に気に入られてしまったわけだけど…… @_@；

「いやぁ玲司に聞いていた通り実に聡明なお嬢さんだ」

「息子にはいずれ会社を継がせます、そのときにはぜひあなたのような女性を右腕として息子の妻に迎えたいと」

まさかまさか、そう来るとは思わず本当に驚きました…！

柴崎の高笑いは奥村親子を挑発させる事にならないか…、ヒヤヒヤする気持ちもあったけど、でも柴崎の堂々とした態度、格好良くてスカッとしますね！！！

「最後はご両親頼み？　未来の社長なら私が彼からなびくだろうって？　馬鹿にしないで　比べることも彼に失礼だわ」

「う… うるさい！　本が返してもらえなくなってもいいのか！」

こっそり音声の録音をしていた柴崎は、その言葉を引き出すためにあえて挑発的な言葉を口にしていたのでしょうけど、嘘はひとつもありませんよね！

きちんと告白してきたのなら、ちゃんと好きな人がいると断っていた。その言葉もしっかり録音されているとなると、恥ずかしくて手塚には聞かせられないわけですね＊^▽^＊

“好きな人がいる”って演技なんかじゃないですもんね！！！

「図書は回収言質も取れた　これ以上付きまとうなら訴えるって宣言もしたわ、これで一山越えたと思う、ありがとね」

素直じゃない態度だけど、柴崎が心から手塚に感謝していること、ものすごく頼りにしていることが伝わってきてキュンとしちゃいました！

そして、無事に解決してくれて本当に良かったです。たしかに、何の感情もなさそうな奥村の母親は恐かったですが… >_<；

歪んでいる恐い家族から、柴崎が解放されて本当に本当にホッとしました。

同室の水島さんとも、少しずつ良い距離感を掴めるようになっているみたいだし、手塚ともまた少し距離が近づいたみたいだし？　柴崎が “まずまずの日常” を送れるようになってくれて嬉しいです！！！＊^_^＊