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Cocohana(ココハナ) 3月号 乙女椿は笑わない、第十三話 感想
※ネタバレ注意です※
足を捻挫してしまった 椿は、お医者さんに診てもらったところ 一週間の安静を言い渡され、葛城の家で お世話になる事に。
出来たら足を踏み入れたくない…と思っていた 椿だけど、いつもの生活をしていたら 治るものも治らない、竹子さんは今 海外にいて 留守だからと、湊と斗真に 押し切られたのです。
みさとさんと 加代に、身の回りの事を手助けしてもらう 椿。斗真も 椿の事を 気遣ってくれます。
ただ、椿は 人工呼吸の件で、斗真は DVDの件で、それぞれ 気まずさを感じ、目を合わせることが できません。
すっかり椿に懐いている 匠海が、椿の隣で お昼寝を始めました。
椿（…学校…行ってないのかな…、家でひとりで どうやって過ごしてるんだろう …ていうか じっとしてるのって けっこう しんどい…）
目を覚ました 匠海に、椿は「好きな食べ物ってある？」と尋ねます。
そして、甘いものが好きだと答えた 匠海のため、椿は シュークリームを作り始めたのです。
手作りのシュークリームを 匠海が美味しく食べていると、部屋に 湊が来ました。
湊「何をしてるんですか」
椿「湊さん、匠海くんが 甘いもの好きだって言うから 一緒にシュークリームを作ってたんです」
湊「匠海 元気そうだな 家庭教師の先生呼ぼうか？」
匠海「やだ！！」
すると すぐに、匠海が びゅっ と逃げていったため、今度は 湊と2人きりになった 椿。
私服に着替えた 湊は、椿の隣に座ります。
椿「……仕事は どうしたんですか？」
湊「あなたと過ごすために 休みをとりました」
椿（え……）
湊「椿さん、英語か 中国語 どちらか話せますか？」
椿「いえ 話せませんけど…」
湊「では 勉強しましょう、暇でしょ」
椿「暇ですよ？ 暇ですけど…」
湊「あなたの文房具屋にも 海外の方は来られるでしょう 語学を身につけると 世界が変わりますよ、さあここから読んで下さい ちなみに斗真も私も 中国語 英語 フランス語 韓国語を話せます」
椿（ちょ… 超人か！！）
やや強引に、中国語のテキストを 椿に押しつける 湊。
そんな湊の圧から 逃れたくて、椿は 大好きな漫画の新刊を読もうとします。
すると、漫画を読んだことがない 湊は、「漫画なんて 時間を潰すだけのコンテンツでしょう」と言ったのです。
その言葉が聞き捨てならなくて 熱くなった椿が、湊に 漫画の素晴らしさを分かってもらうため、ある提案をしました。
椿「じゃあ私 今日 中国語の勉強するんで、湊さん 私のおすすめの漫画読んでみてもらえますか」
湊「……結構ですよ」
椿「…じゃあ 私も語学の勉強しません」
湊「………」
最初は 渋々、椿おすすめのバスケ漫画を読み始めていた 湊だけど…？
湊「……椿さん」
椿「…はい？」
湊「………続き」
椿「面白かったですか？」
湊「ええ…、まあ…」
椿（湊さんって 意外と素直なんだな）
真剣に漫画を読んでいる 湊の横顔を見て、椿は 自然と笑みがこぼれ――――！？！
湊さんは きっと、暇なのはツラいだろう という気遣いもあって、椿に 語学の勉強を勧めたのでしょうね。
時間を無駄にしないようにと 仕事に役立つスキルを身につけさせてあげるため、わざわざテキストを持ってきてくれた 湊さんは、すごく優しい人だと思いました。
湊さんの 意外な一面を知り、思わず「クス」と笑った 椿も、湊さんの優しさを分かっているからこそ ほっこりした気持ちになったのかな？
斗真の事を意識していた 椿ですけど、気持ちに変化が表れ 湊さんへの恋心が芽生える、という展開も ありえるのかも！？！
葛城の家で 斗真と湊さんと一緒に生活し、そして、母と会おうと思えば いつでも会える環境の中で、椿は 果たして どう変わっていくのか、続きの展開が 気になりますね。
表紙＆巻頭カラーの4月号 めちゃくちゃ楽しみです！ 第14話を 早く読みたいです！
