BE・LOVE ビーラブ 3月号 私の正しいお兄ちゃん、#13 感想
※ネタバレ注意です※
海利が残した 手紙を読み、正己の妹だという事が 海利にバレたのだと知った 理世。
すぐに、海利は自殺するつもりだと気づき 家を飛び出しました。
理世（でも どこに行けば…）
（自転車のタイヤの跡… 海利さん？ わかんない 追ってみよう）
雪が降る中、理世は タイヤの跡を追い、泣きながら 海利を探します。
理世（海利さん いやだ いなくならないで）
（罪なんて 償わなくていいから 罰を受けさせたいなんて もう思ってないから）
（雪 消さないで）
（私が見える未来には 海利さんがいる）
理世は 海の近くで、海利の自転車を見つけました。
波打ち際へ駆け寄ると…… そこには 意識を失い 倒れている、海利の姿が――――
海で溺れた 海利は、水を飲んでしまっていたけれど 吐き出し、背中に大怪我を負っているものの それでも、生きています。
理世「よかった… よかった、海利さん」
海利「理世ちゃん…、どうして…？ 僕は 君のお兄さんを殺したんだよ このまま放っておけば 僕は 勝手に死ぬ」
理世「や、やだ…」
海利「僕が死ねば、理世ちゃんの気は 晴れるでしょ…？」
泣きながら 首を振る、理世。
海利「だからDNA鑑定も 警察に協力した…」
理世「それなら大丈夫 出したのは 友達の細胞だから、DNAは一致しない 遺体の身元は 判明しない」
海利「え…」
理世「確かに 気づいたときは 許せないと思った でも 私は、どうしても 海利さんが好きで 海利さんを好きなことが 辛くて でも そばにいてくれる海利さんが 一番大事だって 認めたら やっと楽になれた」
「妹だって知ったら 海利さんが離れていってしまうと思ったから、言えなかった 一緒にいたいよ 居てくれるって 約束したのに、卒業式 来てくれるって言ったのに うそつき…」
泣き続けている理世を 抱きしめる、海利の目からも 涙が溢れました。
海利「ごめんね 一緒にいる、うそつきじゃないよ」
海利（本当は そうだったら いいのにって思ってた）
（ほかの誰にも任せたくなんてない 僕が 理世ちゃんを幸せにしたかった 僕が理世ちゃんと 幸せになりたかった）
気を失ってしまった 海利。理世は すぐに救急車を呼びます。
その時、家族じゃないと 同乗させてもらえない…？ と焦った 理世が、とっさに「あ、兄です…」と言って――――！？！
