※ネタバレ注意です※
13話の表紙は覚醒したユキです。
表紙にも描かれている二重螺旋が、本編にも何度か出てきて何だか不吉な感じです。
DNAを意味しているのでしょうから・・・ユキの今後が心配になります。
今月号ではユキと秋羅の距離がまた少し近くなった気がしました\(^▽^)/
それだけで満足だったりします(^_^)
前回、覚醒したユキが天哉にキスをするところで終わりましたが、実際にはすんでのところで止まったのでキスはしていませんでした。
覚醒したユキは天哉を試していたようで、やはりお前が一番利用できそうだ、と言います。
さらに、お前がこの娘を責め立てる程 私は“私”を取り戻せる、と話します。
意識を乗っ取られているユキは自分の知らない人や、知らない風景を見ます。
傷ついた女性、手を差し伸べてくれる僧侶、そして「私に関われば地獄に堕ちるぞ」という言葉。
目を覚ましたユキの傍には心配そうにする春花と、覚醒したユキの言葉を思い出し険しい顔の天哉がいました。
秋羅は右手を気にしてユキから離れようとします。
今はあんまり近寄らない方がいいと思う、と言いユキと目も合わせません。
寮に帰り、食事の支度をするユキ。
天哉は考え事をしているのかユキを見つめたまま何故か立ちすくんでいます。
それにプレッシャーを感じたユキは、水族館で言われた天哉の冷たい発言を思い出してしまいます。
すると再び覚醒しました。
もっとこの娘を責めよ、と天哉に言う覚醒したユキでしたが、すぐに元のユキに戻りました。
このときの覚醒では、自分が言った言葉をはっきり覚えていたユキ。
ユキは不安を隠せなくなってきています。
その晩、当番の春花と秋羅が市内パトロールを行い寮に帰ってきました。
春花は、ユキには天哉がいる、天哉を一番頼っている、秋羅の右手が暴走するきっかけはユキ、などとやや執拗に秋羅に話します。
大丈夫だから放っておいてと拳を握りしめ春花から離れた秋羅は、一人縁側で右手を見つめています。
その様子を見かけたユキは穏やかで会話をしているみたいだと驚きます。
こっそりと見ていたユキに気づいた秋羅は、ユキになら何を見られてもいいと傍に寄ります。
体中に傷跡だらけの秋羅の身体を見たユキは子どもの頃とは違う、まるで知らない男の人みたいと動揺してしまいます。
ユキに秋羅が近づくとユキは一瞬虚宿に反応をし、再び涙を流してしまいます。
辛い表情を隠せないユキは、おでこに角なんて生えてないよね・・・?と秋羅に聞きます。
秋羅は改めてユキを絶対守ると誓いました。
そしてユキは溢れる涙は私の中の“私”、“彼女”からであるとはっきり感じるのです。
天哉は父親の寺に戻り蔵書を探します。
そこで見つけたのは八百年前の書、宝皇寺初代住職の日記です。
覚醒したユキの事が何か分かるかもしれない、と喜ぶ天哉。
書には一体、何と書かれているのでしょうか。
分かった事が増えたような増えてないような・・・?という感じでしょうか。
天哉がユキを責めるとユキは覚醒がしやすくなってしまうみたいですが、それは単純にユキが天哉を好きで、心が動揺してしまうからってこと?
ユキが見た知らない映像は覚醒後のユキの記憶だと思いますが、手を差し伸べた僧侶は天哉そっくりなので初代の天道であり、初代住職であると想像できます。
そのことも関係があるのでしょうか(? ?)
ますます気になるのは春花のこと。
秋羅がユキを避けるようになって喜んでいるように見えました。
春花がユキと天哉を近づかせたい理由は、天哉によってユキを動揺させ、覚醒を促したい?
そのためには秋羅の虚宿が邪魔?
と思ったのですが、夜になったら秋羅をけしかける事を言うのでよく分からなくなってしまいました。
そしてそして、じわじわとユキと秋羅の恋愛フラグが立ってきた(と思いたい)今月号。
ユキは心の奥では、未だに秋羅を子どものときのイメージで見ていたみたいです。
でももう秋羅は頼もしい男の人になっていることに気づきました。
次回からユキは秋羅を意識し始めるのではないかと期待が止まりません\(^▽^)/