もくじ
La・La(ララ) 7 月号 ユキは地獄に堕ちるのか、第二十六道 感想
※ネタバレ注意です※
天哉に重傷を負わせた外道は、天哉の姿に擬態し、洞窟の外へと出て行ってしまいました。
血が止まらず意識がもうろうとする中、天哉は誰か一人が犠牲になるが完全に封ずる術がある、という左近の言葉を思い出しています。
外道界に繋がる穴は全開状態のままであり、絶望的な消耗戦となってしまいました。
勝手なことばかりをすると春花に謝ったユキは、他に方法が見つからないと言い、やはり自らが封印になる為に走り出します。
秋羅は止めようと立ち上がるも、俊良を取り込んだことによって集中的に外道たちに狙われ、身動きがとれません。
ユキが自らを犠牲にして終わらせようとしたその時、天哉がユキを押しのけて穴の中に入ってしまいました。
天哉が犠牲となり、封印は成されたのです――――
天哉の姿をした外道のことも気になりますが、やはり天哉が犠牲になったという衝撃の展開に驚きが止まりません・・・。
天哉自身も今まで気づかなかった、ユキのことがとても好きだという強い気持ち。
死を覚悟して好きな女の子を守り、でもその気持ちは言わずに犠牲となった天哉――――
いきなり天哉がかっこよすぎます!!!
これまでの俺様がウソのようなかっこよさですね。
なんと最終話まで残り3話とのことですが、ここに来てこんなにかっこよくなるなんて、もはやズルイくらいです・・・!
しかし、ユキを押しのけて穴に飛び込んだ時も、ユキは泣き叫ぶしかなかった束の間の会話の時も、天哉は天哉らしくあろうとしていたと思います。
どこまでも素直じゃないですね、天哉は・・・。
でもこの時は、それがものすごく優しいと感じました。
ユキには笑っていてほしい――――
天哉にとって何よりも大事にしたいことだったのでしょうね。
次号はお休みということで続きが待ち遠しいですが、天哉の復活は必ずあると信じています。
最終回まであと3回、最後まで目が離せません!
La・La(ララ) 9 月号 ユキは地獄に堕ちるのか、第二十七道 感想
※ネタバレ注意です※
天哉によって封印が成され5人が戸惑う中、右近と左近が現れると、秋羅は天哉の魂を戻す方法を問い質します。
肉体はどうあがいても戻ることはないが、魂を冥土に送ることができたなら、新たな命で転生できると話す右近。
ただし、失敗すれば皆が消滅するという、あまりに危険な方法です。
天哉の存在する場、人間界と外道界の狭間で六道の力を手放す儀式をすること、そうすれば天哉の魂を解放すると共に、六人の宿命も終わると言います。
洛中に行けばわかるという、人間界と外道界の狭間に向かって最初に飛び出した秋羅。
続いて呉葉と真夏斗も走り出します。
そして春花は、項垂れるユキに「このまま天哉くんを、永遠に諦められる?」と尋ね、先に向かいました。
外道の集まる場所を最初に目指した秋羅は、天哉の姿をした外道と戦いが始まります。
ですが、今にも壊れそうな状態の秋羅は身体がもたないようです・・・。
一方、ユキと雪も動き出しました。
他の者まで犠牲になるかもしれない選択肢となり、一人で決めることではない、皆で決めると前を向いているユキ。
しかし、それでも天哉を救いたいと飛び出すユキの目には、涙が浮かんでいました――――
なんと・・・!天哉はもう無事にそのまま生き返る、という奇跡は起きないということですか!?!
肉体はどうあがいても不可能と右近が言い切る以上、転生という形でしか、もうユキが天哉と再び会うことは叶わないのでしょうか・・・ T_T。
もちろん天哉の魂が縛られ続けるよりは、ずっとずっといいですが、それでも悲しいですよ・・・。
ここのところの流れでは、完全にユキは天哉と結ばれる結末になると思っていたので、この展開は衝撃でした。
無事に天哉の魂を解放することが出来ても、悲恋ですね・・・。
もし本当にそうなったとしたら、秋羅がどう絡んでいくことになるのかも気になります。
しかし、失敗すれば消滅するかもしれないという恐怖の中、何の迷いもなく飛び出していった秋羅には心打たれました。
呉葉と真夏斗、そして春花の心境は複雑で覚悟を決めるのは難しいでしょうけど、それでも3人とも天哉を助けることを放棄することはできないと思います。
ユキの意思は十分伝わってきましたし、最終回までの残り2回?3回?は天哉の魂を戻すために5人が頑張ってくれるのでしょう。
続きが待ち遠しいです!