LaLa (ララ) 図書館戦争

図書館戦争 別冊編 24話・25話 5巻 ネタバレ注意

投稿日:2017年7月27日 更新日:


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図書館戦争 別冊編、INDEX.24&INDEX.25 感想

※ネタバレ注意です※


La・La(ララ) 8 月号 図書館戦争 別冊編、INDEX.24 感想

緒方さんと竹内さんの交際が ゼミの中で“無口な者同士で いつの間にやら くっついた”という印象なのは、“2人は お似合い”って意味ですよね!*^_^*

学生の間は、本人達としても 周りから見ても、とても穏やかに 順調にお付き合いしてると思えていたことでしょうね。

・・・でも、国家公務員試験に合格した緒方さんの配属先はメディア良化委員会で――――

最初に、真っ先に 配属先を竹内さんに話さなかったところから、間違いは始まっていたのかなぁ・・・と思います >_<。

もちろん沢山の戸惑いは生まれることになったでしょうけど、あんな衝突の仕方は避けられたのではないでしょうか?

加代子なら言葉にできるまで待ってくれる、そんな気持ちは緒方さんの驕りだったのですよね・・・。

しかし、嫌われる仕事を言い出せない気持ちも、ましてや竹内さんが実は小説家志望で 受賞作が載る本が検閲対象だなんて言えない気持ちも、容易に想像できます T_T。

感想を求められて、何か言わなくてはと事実を隠したまま 竹内さんを喜ばすことしか言えなかった緒方さん・・・、本当に苦しかったと思います。

だけど また一方、それを竹内さんが「騙してる」と感じる気持ちだって理解できました。

「先延ばしにして何か解決するの」

まさしく そのとおりですね・・・。

竹内さんは、楽しみにしていた小説誌が狩られたことじゃなく、緒方さんが今まで ずっと黙っていたことだけを責めていました。

メールの文面についても、緒方さんが言っていた“感想”は 心にもないことだったのかと思って、悲しかったんですよね >_<。

緒方さんが どれだけ真剣に竹内さんと付き合ってきたか、もう信じてもらうことは出来ないのでしょうか・・・。

2人の気持ち、どちらも分かるから 読んでいてツラいです T_T。

本を没収する時、緒方さんが上司に逆らって「この雑誌・・・、一冊だけ、残すわけにはいきませんか」と苦しそうな顔で言っていたからこそ、胸が痛みます・・・。

このような衝突が起こってから ようやく、付き合う前に竹内さんが言っていた言葉の意味を分かるなんて、何だか皮肉な話ですね・・・。

この後の2人は どうなっていくのでしょうか、次回も気になります!

La・La(ララ) 9 月号 図書館戦争 別冊編、INDEX.25 感想

緒方さんの間違いを、なかったことにするのは絶対に無理ですものね・・・。

配属が決まった時点で話し合ったとしても、良化隊員になるのなら「私は別れた」と言われてしまったら、それは その時の緒方さんとしては どうしようもない言葉を投げかけられてしまった気がするけど、たしかに最低でも“あの時”に言えば間に合っていたかも――――

そう考えると本当に歯がゆい気持ちになってしまいます >_<。

恋人が良化隊員になると分かったら別れる、良化隊員の言い分なんて知らない、そう話す竹内さんからは強い意志を感じますし、正直 彼女の意見に共感せざるを得ません。

本を狩ることの是非を考えてこなかった緒方さんが 良化法のことを分かっていないこと、最初に言えなかったことには一定の理解をしつつも、信頼を壊された今回のことは許せない気持ち、分かりますね・・・。

「明也は もう二年目で自分が何をしてるか知ってた、なのに ごまかした、・・・もしゼミ仲間が教えてくれなかったら、明也はいつまで騙すつもりだったの?」

竹内さんからの、もう信頼は取り戻せないことを突き付ける言葉、だけど緒方さんのことを嫌いになったワケではないのですから、竹内さんもツラかっただろうなぁ・・・と思いました。

緒方さんが上司に逆らって殴られたことも聞いていて、緒方さんが竹内さんを好きな気持ちには嘘がないということを、竹内さんが信じてくれているからこそ さらに切なかったですし、同時に唯一の救いだとも感じます T_T。

竹内さんから“人生を仕切り直す機会を貰った”と思えるようになったのは、彼女が最後まで本当にステキな女性だったからでしょうし・・・。

緒方さんは 竹内さんと別れて1ヶ月間、目を逸らさず 考えることを放棄せずに良化隊員の仕事に取り組み、そして出した結論が退職で、そして図書隊に入りたいという気持ちなのですね。

「――――自分は その雑誌を狩り、結果として その人を失うことになりました、ですが、その人は自分と決別する時 教えてくれたのです、良化法がなぜ許されざる悪法なのか」

人生を選び直した緒方さんの 今の気持ちを竹内さんに伝えることは出来なくても、図書隊に入ったことだけは知っていてほしいという緒方さんの感情は分かりますし、きっと知った時の竹内さんは嬉しく思ってくれると思います ^_^。

次回は、特殊部隊に入った緒方さんに噛みつく進藤さんとの衝突が描かれるのでしょうか?

どのようなキッカケで、敵意を隠そうともしない進藤さんが緒方さんに、トムみたいな笑顔を見せるようになるのでしょう??

続きが とても気になります!!!


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