もくじ
別冊マーガレット 3月号
※ネタバレ注意です※
素敵な彼氏、25話
同じクラスの 男子嫌いな木名瀬さんが、桐山くんを 意識し始めているのではないか…と気が気ではない ののか。
しかし、自覚がないのか 木名瀬さんは、積極的に男子に絡んでみる、頑張る、と ののかに相談します。
自分の考え過ぎかと、木名瀬さんのことも悪く考えてしまう自分に 自己嫌悪して凹む ののかですが、そんな ののかに、桐山くんは 相変わらず優しくフォロー。
改めて、桐山君のことが大好きなんだと実感する ののかです。
球技大会の打ち上げで、木名瀬さんが 桐山くんにだけ見せる、特別な笑顔や表情に ののかは焦ってしまい、他の男子にも目を向けて もっと頑張って！と言ってしまい後悔します。
その矢先、他の男子に「近寄らないで」と強く言ってしまった木名瀬さんは、思わず クラスから逃げてしまいました・・・。
心配して探す ののかと桐山くん。
先に見つけた桐山くんは、木名瀬さんから「手を繋いで」と お願いされますが、自分が手を繋ぐのは ののかだけ、と きっぱり断ります。
その現場を見た ののかは複雑です。
そんな木名瀬さんの前に、桐山くんを知ってるかと尋ねる 一人の女性が――――
ののかの、友達と彼氏の間で動く気持ちが 切なくて可哀想ですね…。
本音が語られるモノローグの気持ちが、とても よく分かります。
しかし、さすが ののか！ とても良い子で、そして ちょっと抜けてるので、そんなシリアスな場面でも 嫌な感じにならずに、ちょっと笑えてしまうのが良いです！
桐山くんの、ののかに一途で ハッキリと木名瀬さん相手にも断るシーンはステキだし、ののかを 優しくフォローしてくれたり、よく ののかを見てくれてるなぁと分かるところは、女子から見て 本当に理想的でキュンキュンします。
すごく ののかを大切に思ってくれてる事が伝わってきて、まさに 題名の通りの素敵な彼氏だと感じました！
木名瀬さんが、このまま 嫌な女の子にならないで、誰か桐山くん以外を 好きになれて、ののかとも 仲良しのままだといいな、なんて思います。
てをつなごうよ、22話
小豆が、千花ちゃんが大切 と自覚して伝えようとした時、美月のお母さんから、流星に会った途端に 流星が逃げ出していなくなってしまった、と連絡がきました。
小豆・美月・千花は、流星と大豆を探して 走り回ります。
流星が逃げたのは、以前 母親が出ていく前に「会いに来るから待っていて」と言われたけど、結局 母親は迎えに来ないまま別れてしまった、過去のトラウマがあったからでした。
美月は 小豆の助言や励ましのおかげで、流星が行きそうな場所が、以前 自分と自転車の練習をした 思い出の公園ではないか、と気付き 急ぎます。
無事に 流星と大豆を見つけて、美月が「迎えにきた」と声をかけると、安心した流星は 美月の胸の中で号泣しました。
二人は、いつしか絆が芽生えた兄弟になっていたのです。
流星を おんぶして帰る 帰り道、美月は 小豆と千花に、二人のおかげだと お礼を言います。
そして、気持ちが溢れた美月は、小豆のことが「やっぱり、好きです」と 思わず声に出して言ってしまい、自分自身も驚くのでした。
今回は 流星と美月の兄弟の絆のお話で、美月が 流星を迎えに行く場面では泣いてしまいました…！
「迎えにきた」と言う 美月の笑顔が優しく素敵で、ポロポロ 涙がこぼれました。
流星も ずっと寂しかった思い、素直に甘えたかった思いが 溢れてきて、やっと美月に素直に抱きつけて 本当によかったと思います。
今回 恋愛は進みませんでしたが、小豆の気持ちは どのように決まっているか、千花を選ぶということなのか 未だに分かりませんが、美月が最後に「好きです」と言ったことにより、今後の展開が どう変わっていくのか目が離せません。
恋愛と家族愛の のほほんとしたストーリーが魅力の作品だと思っていますが、最近は 恋愛で切ない場面も多かったので、久々に家族愛が溢れた話を読めて嬉しかったです！
