私は、君に届けの10巻が本当に大好きでとてもドキドキさせられます。
最初の頃は、主人公の爽子ちゃんの人としての成長や友情を育み頑張ったていく話で感動させられるのですが、物語が進んでいくうちに、一番爽子の近くで見守ってくれて時に助けたり背中を押してくれる、みんなの人気者の風早君への気持ちに気付き、爽子は初めての恋愛をします。
風早君は、出会った時から爽子の何事にも一生懸命なところとか、皆が気づかないところでも努力してる一面とかとにかく純粋で良い子で天然な爽子に惹かれてて、最初はクラスに馴染めなかった爽子が、だんだん友達も出来てクラスのみんなとも打ち解けて自分だけの爽子じゃなくなる寂しさや時にヤキモチやいたりする風早君がまた可愛いです。
そんな爽子が自分の風早君への気持ちに気づいた時、風早君から気持ちを伝えられますが、爽子は今まで自分に自信がなかったため、風早君に好きと言われても自分が風早君に対する好きとは違う、風早君は自分の事を人として好きと言っていると思い気持ちのすれ違いから爽子は風早を振ってしまいます。
せっかく両想いで風早君の告白が爽子の思い違いで二人は結ばれず…爽子の今までを考えるとそう思ってしまうのもしょうがないのかなとも思うけども、色々考えて頑張って言った風早君がかわいそうでした。
あなた達は両思いなんですよって分かってる読者側からしたら歯がゆいです。
本当は両思いなのにお互いが振られたと思ってて、お互いが落ち込んでて本当に切ないです。そして、文化祭の準備が始まり、色々悩んだ爽子がついに一大決心で風早君に告白する事にします。
文化祭の前日の放課後、教室にいる風早君のところに向かう爽子の気持ちにこっちも嬉しさとドキドキが伝わります。
10巻はその向かってる所から始まります。
教室にいる風早君と向かう爽子が本当に青春で、教室について勇気をだして風早君に自分の気持ちを伝える爽子が本当に可愛いです。
爽子が一生懸命風早君が本当に好きなんだってくらいの気持ちが伝わるから読んでいてもう胸がいっぱいです。
風早君も、爽子が自分と同じ気持ちだったのを聞いてとても嬉しくて爽子を抱きしめます。
もう風早君がカッコ良すぎて読んでいて恋してしまいます。爽子との両思いが風早君にとって念願叶ったみたいです。
その後も二人のスレ違いから一変して、ラブラブな二人なのですが、純粋な二人は見ていて本当に可愛いです。
風早君の爽子に対する言葉とか態度にはいつもドキドキさせられます。