La・La(ララ) 2 月号 図書館戦争 別冊編、INDEX.30 感想
※ネタバレ注意です※
堂上さんに声をかけた小牧さんは、厭味なんかじゃなくて 純粋に激励したかったんですよね。
「君の心意気一つで倒れるなら 原則派は それまでの派閥だよ」
小牧さんの言葉で、堂上さんの参っていた心は 少し軽くなったのではないでしょうか。
他人の為には動かない、けれど毬江ちゃんのためなら きっと同じことをしていたと考える小牧さんは、共感する堂上さんに声をかけずにはいられなかったんだろうな、と思いました。
この日から よく話すようになった、とはいえ お互い、まだ相手のことを まだまだ理解していなかったし、2人とも まだまだ新人。
そんな中 2人だけに任された任務で、あの失敗が起こってしまったのですね…。
図書大学校 最後の卒業生で主席・次席になったことの誇りは 多少なりともあったでしょうし、入隊から十ヶ月目で だいぶ慣れた頃というタイミングもあって、ちょっとの驕りが出てしまったのかなぁ >_<。
嘘の事故現場に気を取られている間に 図書を良化隊に持ち去られてしまった、重大なミスですよね…。
幸い絶版にはなっていない図書だとしても、引っかかるのも無理はない と上司に言われても、堂上さんと小牧さん それぞれに落ち度があって、本人たちが一番 それを分かっていて、2人の本当に悔しそうな表情が とても印象的でした。
事故の対応で意見が分かれ、意地の張り合いのような空気になってしまったなんて、今の2人からは考えられませんから ビックリしたけど、この時のことがあったから 今の2人の活躍があるんですよね!
息の合っていなかった時代の 堂上さん・小牧さんと、郁・手塚は組み合わせが 似ているというのも意外で、堂上さんが 自分の過去と郁の過去を比べて話しているってことが、何だか不思議な感じ。
「…いや 大人じゃないなりにも あの頃は、お前の方が ちょっと素直だったか」「お前たちは どう転ぼうと、打ち解けるきっかけを作ったのは きっとお前だっただろうな」
郁と手塚の同期としての 今の良い関係を、改めて振り返りたくなる回でもあった気がします。
ぜひ堂上さんには「俺はけっこう お前にいろいろ弱いぞ」と、いつか素直に郁に言ってほしい *≧▽≦*
次回も、堂上さんと小牧さんの新人時代の話が続く感じでしょうか?
今度は爆弾騒動!?! どんな話が語られるのか、とても気になります!!!