La・La(ララ) 7月号 砂漠のハレム、第32話 感想
※ネタバレ注意です※
新章突入! ミーシェの過去が絡んでる展開になってましたね。
ただでさえ元奴隷という ツラい過去を背負っているミーシェが、そんな むごい捨てられ方をされていたなんて…、読んでいて 胸が苦しくなります… >_<。
砂漠に置き去りにされたミーシェを 南州に連れてくれた、ミーシェの恩人の 優しいおばさん。
カルムから外出許可をもらえて ミーシェとおばさんが再会できたは良いものの、カルムがミーシェを 1人きりで行かせるわけなかったですね!
「ついて来た」と サラッと言うカルムに、ミーシェのツッコミ同様 私も(でしょうね)って思いました(笑)
ミーシェの恩人が どんな人か、気になって仕方なかったのかも?
隊商のおばさんと ガルラが知り合いだったのは、意外なつながりに ビックリですね。このような形で ガルラが再登場してくれるとは *^▽^*
カルムとガルラの対決は 引き分け!…でしょうか? カルム王子は ほぼ何もしてないけど(笑)
一年くらい前 砂漠の真ん中で、数人の女の子の遺体に囲まれて衰弱しているミーシェを見つけた おばさんが、ミーシェの事を「可哀想」だったと感じたのは 当然だと思います。
過酷な砂漠に置き去りなんて…、本当に むごい事だから…。
だけど、今のミーシェに対して「可哀想」と言うのは、それは 間違ってるんですよね。
「王族や貴族なんて陰謀にまみれて ロクでもない事ばかりだ、現に姫さんも酷い目に遭ってるし、そんな場所にいるより、外にいる方が姫さんにとっては幸せなんじゃねぇの、また辛い目に遭ったら 可哀想だろ」
ミーシェを心配してくれる事が分かる、ガルラの良い人っぷりが伝わってくる意見だけど、ガルラは ミーシェの強さを分かっていない!!!
カルムの妻であるミーシェが 辛い目に遭う事を恐れるような、そんな弱い人間なわけがない。
それを確信しているカルムの「――あの娘を、誰の妻だと思っている」という言葉にグッときますね ^_^。
おばさんと過ごしていた頃のミーシェは、カルムと出会う前のミーシェは ふさぎ込んでばかりだったけれど、カルムのおかげで 辛かった事もミーシェの強みになって、今は こんなに強くなっている。
きっと おばさん、すごく嬉しかっただろうし 安心したでしょうね ^▽^。
それから、ミーシェに「次に会った時は 可哀想なんて言わせない」と言われたガルラも、ミーシェの強さを しっかりと知って、もう すでに「可哀想」と言うつもりはないだろうなぁ、と思いました。
ガルラにヤキモチを妬いて、ミーシェにキスしたカルムに キュンキュンです *≧▽≦*
そして、ミーシェと恩人の 再会と別れを見守ったカルムは、ミーシェの強さを 改めて実感したからこそ、ミーシェに尋ねて 覚悟を確認したのでしょうね。
「――… …この先、お前にとって苦しい出来事もあるだろう、それでも俺の側で、俺の力になれるか? ミーシェ」
「「力になれ」 でしょう?」
カルムは ミーシェの覚悟を信じて、ミーシェを 客人として迎えたアーレフに会わせたのだと思いますが、しかし なぜ、その必要があったのか!?! なぜアーレフがジャルバラの宮殿にいるのか!?!
次回が気になりすぎます…! 8月号を早く読みたいです…!