Kiss(キス) 8月号 パーフェクトワールド、41話 感想
※ネタバレ注意です※
GW最初の週末に、つぐみのお父さんは 一時帰宅が許されました。
その夜は 家族全員が集まって、にぎやかな宴。
しかし つぐみは、どうやってお父さんに 今の自分の想いを伝えればいいのか、悩んでいるのです。
翌朝、つぐみとお父さんは 何も話せないまま、お父さんが 脳梗塞を発症して倒れてしまいます。
病院から、いつ容体が急変しても おかしくない状況だと告げられてしまいました。
ショックに打ちひしがれる つぐみ…。夜中に お父さんは危篤状態となってしまいます。
病院には、鮎川も来ました。ここにいさせてほしい と言った鮎川に、感謝する つぐみのお母さん。
つぐみと鮎川は ICUに入り、つぐみは泣きながら 意識がないお父さんに話しかけました。
「待って、いやだ、私まだ お父さんとなんにも話してない、私の気持ち 伝えてない……」
鮎川は、何度もお父さんの気持ちを無視した自分が お父さんに負担をかけたのだろうか…と思ってしまっています。
「ちがう それはちがう鮎川、私が……」「お父さんと これっきり、仲直りもしないまま別れたら… そしたら私は… 私は…」「私たちのこと、認めてほしい、私の花嫁姿、お父さんに見てほしい」
つぐみは（行かないで お父さん）と願いました。その時、お父さんの容体が 急に良くなり、奇跡的に 一命をとりとめたのです。
その後、脳梗塞は順調に回復していき 外出できるようになったお父さんの誘いで、つぐみとお父さんは2人で 河川敷の公園まで散歩に行きました。
つぐみは 穏やかな笑みを浮かべながら、今 お父さんと歩いていられる事に 幸せを感じている、と話します。
「私は、お父さんと出会えて良かった… お父さんの子供で良かった…」
「……つぐみ、おれはただの頑固者だ、一度言ったことは変えないし てこでも動かん！！」
歩きながら話していた つぐみとお父さんの前に、鮎川が現れました。お父さんが呼んでいたのです。
「二人そろった所で、話がしたい！！」
お父さんが危篤状態となってしまった時のシーンは、涙が止まりませんでした。
つぐみの必死な想いに 胸が痛くなりながら読んでいたけれど、でも その願いが届いたから、お父さんは奇跡的に回復したのかなぁ、と思うと 感動しちゃいますね。
頑固者のお父さんが、つぐみと鮎川に どんな事を話すのか、とても気になって仕方ありません。
だけど いよいよ、お父さんが 2人の事を認めてくれるような、そんな予感がするのです。
次回42話を 早く読みたくて、9月号が待ち遠しく感じます！
