もくじ
La・La(ララ) 5月号 砂漠のハレム、最終話 感想
※ネタバレ注意です※
ジャルバラとアナトリヤの戦を止める事に 成功した、カルム。
しかし、そのために尽力してくれたミーシェが、大怪我を負ってしまい――――
ミーシェが 怪我をした事を知り、カルムは大急ぎで ミーシェのところへ来てくれました。
熱は高いが 峠は越えている、と聞き 安堵するカルムです。
「…あた会えて良かった カルム王子…」
「…俺もだ ミーシェ…」
毎日 ミーシェのところへ来て、カルムは 看病をしてくれます。
すっかり元気になった ミーシェは、また二人で過ごせている嬉しさを 噛みしめていました。
ところが、カルムの母・王妃から ツラい現実を突きつけられてしまうのです…。
「戦を完全に終わらせる為には コレルを カルムの正妻に迎える必要がある」
「アナトリヤの信頼を得る為だ …だが、カルムは お前にも、正妻の素質があると考えている」
「…この国の為に 決断を迷わせる訳にはいかん」
「辛いかもしれぬが…、お前から身を引いてくれないか？ ミーシェ」
カルムから離れる事を決めた ミーシェ。住居と仕事を見つけたら 王宮を出ようと、下準備を始めます。
そんな中、カルムの戴冠式の話を聞いて 喜ぶミーシェです。
（…それじゃあ、カルム王子が この国の 王になる事が決まったんだ）
おめでとう カルム王子、と 心からの笑顔で祝福してくれたミーシェに、カルムは 伝えたい事があるけれど、自ら身を引こうとしているミーシェは カルムを避けてしまいます…。
ジャルバラの カルム、カタートの ザハド王、アナトリヤの アーレフ王、3人が 会議のために集まりました。
すると 休戦協定を結ぶにあたって アーレフが、アナトリヤ国王家の血を引くコレルを カルムの正妻に迎える事を、要求します。
その要求に対し カルムは、更に有益な手段として 三国の同盟を申し入れたのです。
ミーシェは仕事が見つかり 王宮を出て行こうとするけれど、サナ達は、ミーシェが カルム王子を忘れるなんて 絶対にできない、と見抜いています。
「…ひとつ良い事を教えてあげる、カルム王子が 正妻をお決めになったら 後宮は解散する事が 決定したのよ、その時に 私達に 頭を下げてくださったわ、それだけ 正妻になる娘が大切って事ね」
正妻になるのはコレルだと 思い込んでいるミーシェは、王宮に背を向け、本当に これで お別れなんだ…と歩き始めました。
（俺様で、意地悪で、いつも強引で、誰よりも 愛しい人）「離れたくないよ カルム王子」
大粒の涙が溢れてきても 歩き続けていたミーシェだけど、その涙と足は すぐに止まります。
王妃から事情を聞いたカルムが 追いかけてきてくれたのです。ミーシェを 正妻に迎えるために――――
ミーシェの手を取り ひざまずいて、「お前が好きだ」と告白する カルムの格好よさに、めちゃくちゃ キュンキュンしました！＊≧▽≦＊
愛の言葉も “俺様” で、カルムらしいプロポーズに ときめきが止まりません♥
新王となったカルムの姿を見ただけで 感慨深い気持ちになりますし、新王カルムの傍らには ミーシェが妃として寄り添っていること、感動しちゃいますね ^_^。
とてもキュンとして ジーンとする、最高にステキな 結末でした！！！
La・La(ララ) 8月号 砂漠のハレム、特別編 感想
晴れて正妻になった ミーシェ、二か月後の 婚礼に向けて、準備の真っ最中です。
ところが、ユーゼフ王子の歌舞が下手だったせいで とんでもない事に――！！！
歌舞の歴史が根強くある ジャルバラでは、旋律の乱れは 凶兆。そして、この国では 王子が歌舞に疎いなんて ありえない、となっています。
そのせいで 噂の矛先は、以前 一部の者に「魔人」と呼ばれていた ミーシェに向いてしまいました。
吉凶は 王の婚礼を示している、なんていう噂を消して みんなの不安を薄れさせるため、即位してから ずっと忙しい カルムのため、ミーシェは 奔走するのですが……？
結局 噂を消す事は出来ないまま、婚礼の日を迎えた ミーシェ。しかも、開催日は カルムの指示により 早まりました。
実は、カルムは 噂を消すのではなく せっかくなら利用してやろう、と 考えていて――――！？！
ミーシェとカルムの帰還、嬉しすぎますね！＊≧▽≦＊
どうなってしまうのだろう…と 不安になったけど、ついに迎えた 婚礼を、みんなに祝福される中で 終える事ができていて、ホッとしましたー！！！
ドレス姿のミーシェが とても美しかったですし、上手くいくか分からないし 本当は不安で怖いのに、みんなの安全のため 舞い続けるミーシェの姿は、ものすごく健気で ジーンとしちゃいます ^_^。
そして、ミーシェへの愛が深すぎるカルムの イケメンっぷりに、キュンキュンでした♥
新婚旅行のお話も読みたいので、「特別編」が単行本になる事を期待してますー！
