美沙都を招き 七桜の“究極のおもてなし”が始まる――!!
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「待ってください、どうして…… いったいなにが気に入らないんですか!?」
だって、私は完璧に――…
「どうして? だって あなた、いざとなったら 椿さんより自分のしたいことを選ぶでしょう」
「な……、なに言って……、そんなわけ」
「この茶室のしつらえを見ればわかる、エゴが丸みえ、あなたの本性だわ。あなたは薫さんと同じ 多喜川家を汚す人。害虫がくっついてる椿さんに、秀幸さんから預かった大切な宝物を渡すなんて とてもできないわ。椿さんを不幸にするまえに別れて」
もくじ
2巻7話|BE・LOVE 2025年3月号
次回8話は4月号
2巻6話|BE・LOVE 2025年2月号
夫婦としてできること、覚悟が固まった七桜は――!?
何があっても変わらない、椿をずっと愛してる―――
「どないですやろ 多喜川さん、藍の和菓子は」
「『あい』……、さん……?」
「松風 藍、うちの職人で私の弟です。藍の作る和菓子は世界一や思うんです。ぜひ金沢の皆さんにも食べてもらいたいんですわ。そのためには店がいります。ただの店やない。立地 広さ 雰囲気、ずべてが完璧なものやないと。一つぴったりの店を見つけたんですわ。茶屋街のそばにある、しばらく閉まったままの店……。多喜川さん、あなたの持ってはる 『花がすみ』、あれ、私に売ってもらえまへんか?」
次回7話は3月号、隠していた「本性」とは!? 美沙都の言葉に七桜は打ちのめされて―― 椿に離婚話を切り出された七桜は「家族」であることを貫くために、完璧な茶席を設える。美沙都を迎え初座こそうまく進むが、徐々に暗雲立ち込めて……!
2巻5話|BE・LOVE 2025年1月号
『結婚をやめよう』 椿の言葉に呆然とする七桜。だがそこには深い理由があり――
「多喜川さん 待ってください!!」
「いまは、触らないでほしいな」
「もう一度 ちゃんと話し合ってください」
「……。一つ、いいことを教えてあげるよ。父が毎日 丹精こめて手入れしていた 多喜川家の庭、あの庭で一番立派に咲き誇っているのは なんだと思う。椿の花だ。きみのこと、心底 嫌いだよ。……、ごめん。言いすぎた……。多喜川家は、きみだけじゃなく その伴侶にも重責を求めてくる。職人と兼任なんて させてもらえないよ。七桜ちゃんのこと守ってあげてほしい」
次回6話は2月号