別冊フレンド 7月号 PとJK、CASE 55 感想
※ネタバレ注意です※
功太に「俺のものになれる?」と聞かれたカコは、それが功太のためになるなら、それで功太が楽になるのなら、功太が そこまで追い詰められていて、私に出来る事が それだけなら――――という思いで、「…いいよ…」と答えました。
しかし、カコが無理をしている事を分かっていている 功太は、震えながら 服を脱ごうとする カコの手を、止めます。
「…ごめん、こんなこと しなくていい」「…ごめん、こんな真似させて 本当にごめん、…カコちゃん、しばらく距離置こう」
君を物みたいに扱おうとした自分は今 ダメ人間だから、と言う 功太。
それでも カコは、功太の気持ちを知りたくて 向き合おうとしました。しかし……
「…ごめん でも今は、自分の感情に対処するのが精一杯で 君の気持ちを思いやる余裕なんてない、感情的に吐き出したって 今みたいに君を傷つけて 自己嫌悪に陥るだけだ、だから 今は、そばに いないでほしい、…頼むよ…」
ツラそうな顔をしている功太の頼みを、カコは 受け入れるしかありません。
メールだけは許してもらい、カコは 無理に笑って 帰っていきます。
(わたしに出来ることをする)(今、わたしが功太くんに出来ることは、きっと これだけなんだ)(信じて 待つこと)
それから カコと功太のコミュニケーションは、メールの やりとりのみ。
自分に出来ることを やるしかない、と分かっているカコは 受験に集中していました。
そんな中、大神から 警察学校を合格した報告を受け、大喜びで 駅にいる大神へと 会いに行った カコ。
大神を祝いたくて仕方ない カコですが、大神は 功太に用があって、こっちに来たのです。
「お礼!? お礼しに来たんだね!? 大神さぁ――――ん!! えらいね すごいね~~!」
大はしゃぎで 功太に連絡を取ろうとしていた カコの笑顔が、急に曇った事を 大神は見逃しません。
「…本谷、もしかして なにかあったのか…?」
誰かに 聞いてほしい、相談したい、大神さんになら…、という考えが よぎったけれど、カコは「なんもないよ」と誤魔化しました…。
功太に許可を得て、1人で行くのは絶対に無理だと 必死になって言う 大神のため、カコは 功太の家の前まで 一緒に行ってあげる事に。
すると、カコと大神は 功太のお姉さんに会います。
大丈夫としか言ってくれない 功太を心配して、顔を見に来ていたのです。
「…ちょっとさ 2人とも 時間くれない?」「情報交換しようぜ!!」
カコちゃんと大神くんにとって 功太くんは、出会った時から 強くて立派な 頼れる大人だったけど、本当は そうではないことを知っている お姉さんは、カコちゃんと大神くんに ずっと感謝してくれていたのでしょうね ^_^。
功太くんを 本当に強くした 2人、功太くんにとって 特別な存在である カコちゃんと大神くんは、お姉さんの「どうか あの子を助けてほしい」という願いを 果たす事ができるのか!?!
次回も めちゃくちゃ気になります…! 8月号の56話を 早く読みたいです…! >_<