Cheese!(チーズ) 10月号 虹、甘えてよ。、26話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は まるまる、日和と桐生先生の お話でしたね。そして、桐生先生の子ども時代が 明かされた回になりました…。
お母さんと 2人で暮らしていた時は、母子家庭ゆえに 寂しい思いをする事も 多かったとは思いますが、それでも きっと、桐生先生は その頃が いちばん幸せだったんだろうなぁ…。
正直 意外に感じましたが、昔の桐生先生は、お母さん想いの とても優しい男の子だったのでしょうね。
しかし、小3の時に 母親が再婚してから、桐生先生の心は 一気に閉ざされてしまい――――
(義父は陽気で 人のいい顔をしていたが、教師にバレないように いじめをする 小学生のような 醜悪な存在だった)
(でも 僕を苦しめたのは 義父の無視ではなく、母に 見て見ぬふりをされたことだ、
母を喜ばせたい そのために 僕ができることは、無視されることに 気づかぬフリをするだけ、
「一緒に行きたかった」 「お母さんに 褒められたい」 そんなことを思ったら 大好きなお母さんを困らせる、
ああ そうだ 彼は 少し 僕に似てるのかもしれない)
同じ年の連れ子同士の再婚で、お母さんも 精神的にツラかったのかもしれませんが…、しかし 我が子の苦しみを 見て見ぬフリするなんて、ヒドすぎます… >_<。
少年時代の桐生先生は どれほど悲しかっただろうか…と想像すると、今の桐生先生が 常に孤独を抱えているような雰囲気がするのは、当然なのかもしれないな…と 納得してしまいました。
そして、同性愛者という秘密を持ち 恋に破れた日和に対し、自分と似ているって感じいるから ほっとけないのなら、それは 悪い事ではない気がします。
桐生先生が 日和にかける言葉が、どこまで本当なのか、それとも ぜんぶ嘘なのか、判断がつきませんけど、少なからず桐生先生は 日和の事を 愛おしく思ってくれてるのではないか…? と思うのは、期待しすぎでしょうか。
一方、桐生先生に対し(近くなれば なるほど、オレの目に この人は、なんで寂しそうに映るんだろう)と感じていた 日和も、彼の事を 純粋に好きになってきているから そう感じるようになったのかな…、なんて気がしました。
とはいえ、愛おしいから・好きだからといって、許されるはずがない 2人の関係。
夏休みの ある日、桐生先生の家で まるで普通の恋人同士のように過ごした 日和と桐生先生は、今更ですが 教師と生徒の関係を越えてしまっていますけど、こんな禁断の関係を これからも続けていくつもりなのでしょうか…。
特に 日和は、桐生先生に どんどん依存してしまっているみたいだし、心配になります >_<;
「オレのこと、わかってくれるの、先生だけです」
しかも 桐生先生は、過去にも 女生徒に手を出し 同じ事を言われた経験がある…!?!
現在はジャーナリスになった 桐生先生の元教え子・立花さんが登場し、どのような展開になっていくのか 続きが気になりすぎますね。
次回、11月号の第27話を 早く読みたいです…!