盃の中の世界で龍神と出会ったヨナとゼノ。消えたゼノを追い、ヨナは血の海へと沈んで行く――。
第264話|手のひらの上で
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「わかった、三龍を人間に戻そう。そして黄龍の欠片共々 地上に帰す」
「本当…?」
「よく考えれば もう四龍など必要なかった。あなただけ天界に帰れば」
「それならば良いだろう」
「これならば良いだろう」
「待って…」
「願いは叶ったか 緋龍。もう四龍はいらないね」
もくじ
45巻264話|花とゆめ2024年23号
落ちた先で見えた世界は――。
『23号の草凪みずほ先生のコメント:とても久しぶりに表紙に四龍絵のご依頼頂いて、びっくり&嬉しかったです!』
『花とむし漫画家通信【テーマ:最近見た夢】部屋に虫がぶわーっと湧いたり、蜘蛛が飛んで来たりする悪夢。』
次回265話は1号、四龍の宿命は終わりを迎え――。
45巻263話|花とゆめ2024年21号
再会したハクとスウォン。それぞれの想いを胸に、緋龍王の棺がある地下の廟へと共に向かう。一方、ヨナとゼノは吸い込まれた盃の中。気がついた2人の前に緋龍城とは全く違う景色が広がっていて――。
第263話|痛みのない世界
血の盃に吸い込まれたヨナとゼノ。そこに広がっていたのは――。
「ここにあるものは全てあなたの為に用意した。あなたが安らげるように。もう何千年か わからない。待っていたよ 緋龍」
「あなた達は…四龍に血を与えた龍神…?」
「四龍の血は我々の欠片。我々は全ての四龍の宿主。人間の一生は我々にとって瞬く間のこと。それでも長かった。今日あなたがここに現れ 我々の欠片も役目を終えた」
我々の欠片…
「私は高華国の姫 ヨナです。仲間を迎えにここに来たの。どうか彼らを返して下さい」
『21号の草凪みずほ先生のコメント:鎌倉紅谷さんの「あじさい」というお菓子にハマってます。人気でなかなか入手出来ませんが…。』
『花とむし漫画家通信【テーマ:好きな場所】静かな温泉地や海辺。』
次回264話は23号、沈んでいく。安らげる場所ではなく、仲間の元へ――。
45巻262話|花とゆめ2024年19号
盃に吸い込まれたヨナとゼノ。残った紋章を手に取り、脱出したハクはスウォンと遭遇する――。
第262話|ボロボロの登城
闇に閉ざされてゆく高華国。光はどこに――。
「まずは緋龍王の亡骸を確認します。盃が出現する手がかりがあるかも」
「陛下 いけません、絶対に崩壊しない保証はないですぞ。国王に何かあっては…」
「ムンドク師匠、見て下さい。太陽が空から消えてしまいました。状況を見るにこの空も地震もヨナや四龍さんが消えてから起こった。このまま彼らが戻らなければ、高華国は永久に闇に閉ざされてしまうかもしれない。私は天地を動かす事は出来ませんが、考えます。どうすれば太陽を取り戻せるか。それが私の国王としての最後の仕事になるでしょう」
『19号の草凪みずほ先生のコメント:夏の夜明けはひんやりしていてクーラーなしでも心地よかったのに今年は夜明けから割とむわっと暑い…。』
『花とむし漫画家通信【テーマ:好きな飲み物】1番は普通の緑茶、紅茶。ほうじ茶、玄米茶も好き。』
次回263話は21号、相容れない考え。それでも共に進む。ずっと見てきた、彼らしさは信じて――。
45巻261話|花とゆめ2024年17号
緋龍王こそがゼノの命を終わらせられる。運命を弄ぶ龍神に怒りを覚えたヨナの血に、龍の紋章は反応し――!?
第261話|闇、落つる
落ちてゆく。抗えぬ宿命に苛まれ――。
「ゼノ…、私はあなたを殺さない。だって“それ”はゼノの本当の意思じゃないから。絶望の淵に立たされて“それ”を選ぶしかなかったから…。何より私に“それ”を頼みたくなかったはず。緋龍王は今まで四龍に守られ助けられてきた。私はただ一人の人間だけど、緋龍王が生まれ変わった意味があるとするなら、四龍が苦しい選択をせずに生きられる世界をあげたい」
「娘さん」
「それが出来なくて、なにが緋龍王か」
「姫さん!!」
『17号の草凪みずほ先生のコメント:この原稿が終わったらヨナミュに行きます!行けるはず…!楽しみです~。』
『花とむし漫画家通信【テーマ:続けている習慣】割と三日坊主なのでなかなか続きません。学生時代から続いてるの漫画描くくらい。』
次回262話は19号、消えたヨナ。空都の空気は淀み――。
45巻260話|花とゆめ2024年15号
ゼノと再会したヨナとハク。2人を追い払うため襲いかかるゼノの攻撃に、夢で見たゼノの姿が重なり――!?
第260話|言うつもりなかった言葉
傷だらけの身体――。仲間たちとまた笑い合うため。
「ねぇ…、ゼノは…、どうやったら死ねるの…?」
「知らない」
「ハクだけを攻撃するのは私に剣を持たせる為」
「……」
「なぜ私に剣を持たせたいの!?」
「……」
「私が刺せば、ゼノは死ぬの…? そうなの…?」
『15号の草凪みずほ先生のコメント:7/20から開幕のヨナミュージカルにワクワクしています。とっても忙しい時期にかぶっているので、スケジュール的にはヒヤヒヤですが…!』
『花とむし漫画家通信【テーマ:この夏楽しみなこと】毎年ですが、夏野菜カレーとか冷やしうどん等食べ物が楽しみ♡』
次回261話は18号、凄惨な運命。ヨナの怒りに龍の紋章は――。
45巻259話|花とゆめ2024年14号
空都へと帰還したヨナとハク。リリからゼノに関する目撃情報を聞き、緋龍城へと向かうことに。淀んだ空気の中、果たしてゼノに会うことはできるのか――。
第259話|鈍い剣
会いたい。その想いを胸に―――。
「俺を止めに来たんだろ。でも俺は止まるつもりはない。なら、闘うしかないよな」
「待って…! 違うわ」
「違う?」
「ゼノと闘うわけないじゃない。何かもっと別の方法を探したくて」
「そんな方法は、ないッ」
「ゼノ…っ」
『14号の草凪みずほ先生のコメント:暁のヨナ44巻が発売中です。こんなに長く描かせて頂いているのは変わらず応援して下さる読者さんのおかげです。ありがとうございます!』
『花とむし漫画家通信【テーマ:近況報告】仕事中 絵が見えにくかったけど父のハズキルーペ借りて解決しました。』
次回260話は15号、運命に抗う。その剣で――。
44巻258話|花とゆめ2024年13号
夢で初代緋龍王と四龍の過去を見たヨナ。緋龍王から想いを託されたヨナは、ゼノの元へと向かう…。
第258話|私たちは失いすぎた
空都への帰還。大切な仲間を迎えに――。
「私は仲間を追ってここに来たけど、スウォンにだって、生きてほしい。腹立たしくても憤っても やっぱりそこに居てほしい。ハクも きっと同じ気持ち」
「……王は、戻られるのか……」
「待ってあげて。それがあなたの最後の役目。ユンとリリを助けてくれたこと、言葉に尽くせない位 感謝している」
ああ…、私はあの時 殺せなかった幼子は、王となる者 だったのか…。
『13号の草凪みずほ先生のコメント:花とゆめ展開催中です。嬉しいコラボグッズや私のデスク再現もあります。どんな展示会になるのか楽しみです!』
『花とむし漫画家通信【テーマ:使ってみたい超能力】空飛んでみたい。』
次回259話は14号、はじまりの場所 一人佇む黄龍(ゼノ)は――
44巻257話|花とゆめ2024年10・11号
死ねなかったゼノだが、体には変化が。一方、四龍の状況を聞いたスウォンは撤退を指示し!?
第257話|胸に灯る
赤い星が昇る。寒い城の外で――
「どうしてこんな時に眠くなれるの…っ、嫌だ あんな未来は」
「姫さ…」
「お願い、もうやめ…て…」
「姫さん!…まるで夢に呼ばれてるみたいだな」
姫さんが見続けている未来…、この先 何が待ってるって言うんだ…?
「だが進むしかないよな、俺は。どうしたって四龍(おまえら)に会いたいんだから」
高華国の姫・ヨナは、従兄スウォンに想いを寄せていたが、彼の裏切りにより国を追われる…。ヨナはハクと共に、神話で語られる「四龍」を探し、国を知るための旅に出る。
真国と高華国の戦はヨナ達の尽力で回避された。その一件の後、遂にハクがヨナに告白!
高華国と同盟を結んだヨナ達は緋龍城へ。スウォンが緋龍王の血筋特有の病“緋の病”を発症中と知ったヨナはハク達と隔離されてしまう。
ヨナはスウォンの母・ヨンヒの手記を読み、緋龍王伝説に翻弄された者達の想いを知る…。
南戒からの使者・メイニャンは緋龍王の血筋。
『10・11号の草凪みずほ先生のコメント:40年以上抜けずに放っておいた乳歯を抜きました。根っこも殆どないのにしっかり歯茎に根付いてた…謎に頑張ってた…。』
『花とむし漫画家通信【テーマ:近況報告】そろそろがっつり健診に行く年齢&季節です。こわい。』
次回258話は13号、永き時を越え 繋がれた想い――
44巻256話|花とゆめ2024年9号
高華国の姫・ヨナは、従兄・スウォンの裏切りにより国を追われる。しかし、従者・ハクや伝説の戦士・四龍達との旅の中で国や人を知る。三龍を封じたゼノは緋龍城に。緋龍王の剣が自分を殺せると推理し、刃を突き立てる…。
第256話|生きたいと願う者 死にたいと祈る者
全てを捨てて、手を伸ばす。暗い希望の元へ――
「…死んでない。こんだけの条件揃えて、娘さん達にも別れを告げて死んでねぇって、どういう事だよ…」
緋龍王の剣では死ねない…、俺の答え合わせは間違ってた…。
「間違ってたで済むか。もう後戻り出来ねぇんだから」
『9号の草凪みずほ先生のコメント:お仕事でエンドカード描かせて頂いた「勇気爆発バーンブレイバーン」がおかしなアニメで(褒め言葉)関われて良かったです!』
『花とむし漫画家通信【テーマ:最近のマイブーム】YouTubeのSASUKEチャンネルずっと見てる。』
次回257話は10・11号、頭ではわかっていても…心が認めてくれないものが――