＆フラワー 2019年21号 Bite Maker ~王様のΩ~、第6話 感想
※ネタバレ注意です※
αとしての欲望を満たしたい 信長は、のえるの首筋に噛みつこうとします。
ところが すんでのところで抵抗できたため、のえるは 噛まれずに済みました。
（こんな男に… やっぱりαなんかに油断しちゃダメだ、怖い―― 頭と心で拒絶してるのに、体は 受け入れてる）
信長は、のえるに “目の力” が効いていない事に驚き 問い詰めますが、のえるだって 何も分からず「そんなの知らない！」と答えます。
すると その時、幸村の従者で 浅葱家の末弟・幸くんが いつの間にか、のえるに くっついている事に気づきました！
すぐに 幸村もやって来て、穏やかに自己紹介を始めたのですが…、幸村が いきなり、のえるの首筋を のぞいてきます。
のえるが 噛まれていないか、確認した 幸村。信長は、のえるに触られた事に 苛立ちを隠しません。
「オレの のえるに触るな」
「信長が まめるの首に 噛みついてるように見えた、聞いたことあるよ「番」のこと、αがΩのうなじを噛んだ時に成立する契約、二度と離れられなくなる、神の領域 Ωシステム」
のえるのことを αだと思っている幸村は、信長に「変な真似するなよ」と言って のえるを守ろうとしています。
そして、のえるの手を取り 引っ張って、自分の執務室に ご招待してくれました。
畳やコタツがある ちょっと変わった幸村の執務室には、兄と末弟の帰りを待っていた 幸也くんと幸人くんがいて、浅葱兄弟 勢揃いです！
のえるは「まめる」という愛称で呼ばれ、彼らと すぐに仲良くなりました。
どうやら 幸村の家は、かなりの貧乏生活を送っているようで――？
遊び疲れた のえるは、幸也くん・幸人くんと一緒に コタツで寝てしまいます。
可愛くてキレイな のえるの容姿に、思わず見とれてしまう 幸村。
すると 突然、のえるは 涙を流しながら うなされ始めるのです。やめて、ヒロ、やだ、と…。
幸村は すぐに のえるを起こしました。そして、目を覚ました のえるの頭を撫でて「生活一転したもんなぁ、よしよし」と言ってくれるのです。
「まめるだって、不安だよな、転校してきたばっかでさ、みんないい人達だよ、大丈夫、実はオレもなんだ、オレも 急に編入したんだよ」
「オレ今まで βとして生活してたんだ、両親も弟も 先祖代々ごくごく一般のβ、しかも激貧乏で」
幸村は、弟たちの面倒を見たり 生活のためにバイトをしたり、苦労をしてきました。でも、爽やかで明るい性格なので みんなに慕われ、楽しく暮らしていたのです。
ところが、学校で行われた メディカルチェックの結果が返ってきた その日、幸村は 突然 先生に呼ばれ、衝撃的な事実を聞かされます。
「前例が無いことなのだが、君は、βから αになった はじめての個体、極めて優秀な、ナンバーズである」
「――ってワケで、安土桃山学院に オレは、編入してきたんだ、αとしての心構えとか ホントマジ ワケわかんないけど、でもさ ここに来て よかったよ だって、まめるに会えた」
「そう オレは突然変異のα、突然変異のナンバーズなんだ」
突然変異で αになった幸村も、Ωの素性を隠してきた のえると同じくらい、本当は ツラかった事が沢山あるのでしょうね… >_<。
αとして覚醒した幸村の葛藤とは どのようなものなのか、とても気になります。
第7話は 25号にて配信予定との事で、早くも待ち遠しいです！ 楽しみです！＊^▽^＊
