もくじ
Bread&Butter ブレッドアンドバター、22話&23話 感想
※ネタバレ注意です※
Cocohana(ココハナ) 12 月号 Bread&Butter ブレッドアンドバター、22話 感想
今回のメインは純と遠藤さんでしたね!
純の家に来るようになった遠藤さん、お付き合いは上手くいっている、ように見えましたが、純の方が完全に疲れていってるじゃないですか!
仕事が忙しいのに、その上家では遠藤さんをおもてなしして、そして遠藤さんが鈍感でいろいろと足らない!!
そりゃ純が疲れてぶっ倒れてしまったのもしょうがないですよ…。
でもここでちゃんと遠藤さんが迎えに来てくれたこと、そして純の後輩ちゃんがいろいろと事情を遠藤さんに話してくれたのが良かったですね。
確実に純がどんな思いをしているのか感情たっぷりに訴えたんだと思いますが、そのおかげでちゃんと遠藤さんに届いたのではないでしょうか。
遠藤さんが、自分が鈍感だったせいで前回の結婚がうまくいかなかったことを気にしていないはずがないですから、それをちゃんと純に伝えることができて、そして二人がひとつひとつルールを決めながら進んでいくことができて、本当に良かったです!
このふたりが少しずつ作っていけているのが「信頼感」なんだな、と思いました。
そして一方、今回ほとんど出てこなかった洋一と柚季ですが、今この二人にないのが信頼感なんだと、純と遠藤さんを見ていて思います・・・。
今は二人とも、お互いをまっすぐ見ることが出来ていないような気がしますし、その結果ふたりとも逃げるようにパンを焼いているように見えました。
次は柚季と洋一の間に信頼感がもう一度生まれてほしいですが、それは実現するのでしょうか・・・。
そして柚季が今回の最後に、洋一が昔書いていた漫画に手を伸ばしていましたが、それが次回にどういう展開に繋がるのでしょうか、とても気になります!!
Cocohana(ココハナ) 2 月号 Bread&Butter ブレッドアンドバター、23話 感想
柚希が洋一さんの漫画を読んでみる気になって、一気に読み進んでいく中で、その中に洋一さん自身を見つけていくような印象がありました。
今回はその洋一さんが描いた漫画の内容も入っていて、とても面白かったです。
この洋一さんの漫画も、最初から全部読んでみたいと思いました。
柚季が他のパン屋さんの研究をしているところに声をかけてくれた、よく行くマフィン屋さんのお姉さんと話をして、この出会いが結果的に洋一の漫画を本当に読むかどうか悩んでいた柚希の背中を押してくれたんだな、と思います。
確かに最近いろんなパン屋さんを回っているな、とは思いましたが、まさか回っている先のお店の人から声をかけてもらうことになるとは思ってもいませんでした。
パン屋さんの経営や方向性などの話をできるのは、確かに同業者じゃないとできないですよね。
お姉さんがとてもいい人で、柚希が元気になったように感じたのもよく分かる気がしました!
一方で、洋一さんが常連客の美奈子さんのゴリ押しで「ふすまパン」作ることになってしまって、試作に試作を重ねて努力している姿がなんだか可愛らしいのと同時に、頑固さを実感するようにも思えて、洋一さんらしいと思います!
そのふすまパンの改良をしていて、最新作を深夜に焼き上げた洋一さんが、柚希に「味見しておいて」とメモを残したまま寝こけていたのも、ふたりの仲が戻っているようにも見えてました。
ふたりの仲がその後どうなっているのか、とても心配なまま読んでいたのですが、しかし表面上は、ふたりで仲良くパン屋さんを続けているように見えます。
それでもまだ考えることがあるから、柚希は彼を理解する為に漫画を読んでみたんだと思いましたが、実はもうよく知っているということなのではないでしょうか。
洋一さんが作るパンと描いた漫画が似ている、と柚季は思ったようですが、これこそ洋一さんのことが分かっているということでは?と思います。
本人は気づいていないのだと思いますが、その洋一さんの性格をひとつひとつ確認していっているような気がしました。
普通にパン屋さんを続けているような二人ですが、心の中の わだかまりがどうなっているのか、とても気になります。
次回はどんな展開になるのでしょうか、次回が待ち遠しいです!