Cheese!(チーズ) 8月号 コーヒー&バニラ、39話 感想
※ネタバレ注意です※
深見さんの出張は 急きょ延期、とリサに言ったのは嘘だった って事ですね。
寂しそうなリサに対して 深見さんは申し訳ない気持ちがあったから、雪さんの家だというのに リサとイチャイチャするのを、あえて我慢しなかったのかなぁ なんて思いました。
まぁ元々 我慢するような人でもないですけど(笑)
わざわざ雪さんに、“気を遣えよ”って目線を送ってまで作った イチャイチャタイム！＊≧▽≦＊
しかし、キスマークをつけて「離れても一緒だよってしるし」と いつもどおり甘々な深見さんだけど、どこか不安げな感じ…？
出張だと嘘をついたのは、リサを狙ってた首謀者を見つけ出し、首謀者である会社社長の横領を調べ上げ リークするための時間が必要だったから、という事でしょうか。
その間 リサには、またしばらく雪さんの家にいてもらうのが 安全、って判断したのですよね。
深見さんのリークによって 首謀者は業務上横領の疑いで逮捕。あっさり首謀者の男が捕まっていた予想外の展開に、何か ちょっと拍子抜け…？なんて思った 私がバカでした… T_T。
雪さんに 外出は控えるよう言われてても、何も事情を知らないリサが「夕食の買い出しくらい いいよね」と思うのは当然でしょうね。
何をそんなに心配されてるのか、さっぱり分からないんですから。
なるべくリサに 変に思われないよう、雪さんは“外出禁止！”とまでは 強く言えなかったのだろうけど、せめて もう少し、リサに注意を促すよう 言っておくべきだったのかも…。ただの結果論ですけど @_@；
首謀者に雇われていただけにすぎなかった あの不審者が、まさか 独自にリサを狙う企みを計画し始めてしまった なんて、読んでいて めちゃくちゃハラハラしました…！！！
リサが危険な目に遭ってしまうんじゃないか…と 前回から心配はしていたけど、元々は ただの雇われだった男の犯行 ってところが余計に、何をしでかすか分からない不気味さがあって 本当に怖かったです…。
ずっと深見さんと雪さんに 守られてた事、「深見の女」は 狙われてしまう存在である事――――
突然 誘拐されて、監禁されている中で 知ったリサは、恐怖だけでなく 後悔の気持ちにも襲われていたけど、リサは何も悪くない！ >_<。
悪いのは 全て、首謀者だった会社社長と、雇われていた 目の前の男。…依頼者が捕まってしまった事によって 金を手に入れる機会を失い、それでヤケになって 誘拐なんて企んだんでしょうね。
「身代金 五千万、いや１億アリ？ おまえのために いくらの犠牲を払うかな」
（私のせいで 深見さんに迷惑がかかる…）
「やめてって？ せっかく助かるのに」「――だったら、一億円分 体で払う？」
深見さんに迷惑をかけたくなくて、耐えようとしてしまうリサに 胸が痛みます…。
以前のストーカー事件の時のように、リサのピンチを助けにきてくれた深見さんは もちろん格好良かったけど、今回の事件は “助けてもらえたから それで無事に解決！”…とはいきませんね T_T。
リサのためなら どんな無茶もしてしまう深見さん。恐れずナイフの刃を握って 流れる血、リサを庇って 額を殴られ気絶。
そんな光景を目の当たりにしたリサは、自分のせいで 深見さんが危険な目に遭う、と思うようになってしまったのですから……
犯人は警察に捕まったでしょうし、深見さんの傷も深くない とのことで、とりあえず安心しました。
むしろ 心配なのは、リサの心の傷ですよね >_<。
雪さんも、「私のせいです」と自分を責めてしまうリサの事を すごく心配してくれていて、リサのせいではないと 言葉をかけてくれましたが、どうしても悲観してしまうリサの気持ち、よく分かります…。
「私たちもリサ様には黙ってましたから」「実は今までも 何度かあったんです、うちは大手で 若手の社長ですから、弱味を探しては潰そうとする者や お金で取引したがる者もいました」「なので 今回の件もリサ様のせいでは…」「そんなに気に病まないでください」
（でも気づいてしまった、私の存在は、狙われやすいんだ、そのたびに深見さんや雪さんに 迷惑をかけてしまう）（この先も、私を守ろうと深見さんは犠牲になる、こんな何もできない私のせいで、私がいるから）
深見さんが好きだから、好きな人を守るため、指輪を置いて 家を出て行ってしまったリサ…。スーツケースを引いて 泣きながら、深見さんへの「ごめんなさい」を呟きながら、歩く後ろ姿が 切なすぎです…！ >_<。
別れる覚悟をしてしまったリサを、深見さんなら 止められるはず。そう信じてます、早く次回が読みたいです！！！
